問題
1分子のグルコースから最も多くのATPを合成するのはどれか。
- 解糖系
- クエン酸回路
- 電子伝達系
- ローマン反応
解答: 3(電子伝達系)
解説
- 誤り。解糖系は細胞質で行われ、グルコース1分子あたり2モルのATPしか産生しない。
- 誤り。クエン酸回路(TCA回路)はミトコンドリアのマトリックスで行われ、2モルのATPを産生するのみである。
- 正しい。電子伝達系で34モルのATPが生じ。内呼吸の3段階(解糖系2モル+クエン酸回路2モル+電子伝達系34モル=合計38モル)のうち最も多くのATPを産生するのは電子伝達系である。電子伝達系はミトコンドリア内膜で酸化的リン酸化により行われ、O₂を必要とする好気的過程である。
- 誤り。ローマン反応はクレアチンリン酸+ADP→ATP+クレアチンの反応であり、グルコースの代謝経路とは独立した反応である。
ポイント
- 内呼吸のATP産生量: 解糖系2モル+クエン酸回路2モル+電子伝達系34モル=合計38モル
- 覚え方のコツ: 「ニ(2)・ニ(2)・サンヨン(34)で合計サンパチ(38)」と数字で覚える
- 関連知識: クエン酸回路はTCAサイクルまたはクレブス回路ともいう。
- よくある間違い: ローマン反応は筋収縮時の即時エネルギー供給反応であり、グルコース代謝とは別経路である
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