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つむぐ指圧治療室 相模大野

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解糖について正しい記述はどれか

問題

解糖について正しい記述はどれか。

  1. ミトコンドリアの中で起こる。
  2. 無酸素的に起こる。
  3. ブドウ糖の加水分解の過程である。
  4. 炭酸ガスが発生する。

解答: 2(無酸素的に起こる。)

解説

  1. 誤り。解糖系は細胞質基質(サイトゾル)で行われる。→ミトコンドリア内で行われるのはTCA回路と電子伝達系である。
  1. 正しい。解糖(解糖系)は細胞質基質で無酸素的(嫌気的)に行われるグルコースの代謝過程である。→グルコース1分子がピルビン酸2分子に分解され、正味2分子のATPが産生される。→酸素を必要としないため、嫌気的条件下でもエネルギーを得ることができる。→有酸素条件ではピルビン酸はミトコンドリアに取り込まれTCA回路に入る。
  1. 誤り。解糖は加水分解ではなく、リン酸化と酸化還元反応による段階的な分解過程である。
  1. 誤り。解糖系ではCO₂は発生しない。→CO₂が発生するのはミトコンドリア内のTCA回路(クエン酸回路)である。

ポイント

  • 解糖系は「細胞質基質」で「無酸素的」に行われ、グルコースからピルビン酸とATP(2分子)を生成する。
  • 覚え方のコツ: 「解糖=細胞質で嫌気的」「TCA回路=ミトコンドリアで好気的」と場所と条件をセットで覚える。
  • 関連知識: 内呼吸全体では1モルのグルコースから合計38モルのATPが得られる(解糖系2+TCA回路2+電子伝達系34)。
  • よくある間違い: CO₂発生を解糖系と混同しやすいが、CO₂はTCA回路で発生する。
代謝経路 反応場所 酸素の要否 主な生成物
解糖系 細胞質基質 不要(嫌気的) ピルビン酸、ATP(2分子)
TCA回路 ミトコンドリア 必要(好気的) CO₂、ATP(2分子)
電子伝達系 ミトコンドリア 必要(好気的) H₂O、ATP(34分子)

表: 内呼吸の3段階の比較

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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