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つむぐ指圧治療室 相模大野

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酸化的リン酸化によってATPを産生するのはどれか

問題

酸化的リン酸化によってATPを産生するのはどれか。

  1. ミトコンドリア
  2. リボソーム
  3. ゴルジ装置
  4. リソソーム

解答: 1(ミトコンドリア)

解説

  1. 正しい。ミトコンドリアは細胞のさまざまな活動のエネルギー源となるATPを大量に合成・供給する装置である。酸化的リン酸化はミトコンドリア内膜の電子伝達系で行われ、1分子のグルコースあたり34モルのATPが産生される。これはATP産生経路のなかで最も効率が高い過程である。
  1. 誤り。リボソームはrRNAとタンパク質からなり、mRNAの情報に基づきタンパク質を合成する場である。
  1. 誤り。ゴルジ装置は小胞体から出るタンパク質を受け取って濃縮・分泌する働きを持つ。
  1. 誤り。リソソームは加水分解酵素を含み、不要な物質を分解処理する小器官である。

ポイント

  • ミトコンドリアは「細胞の発電所」であり、酸化的リン酸化(電子伝達系)によりATPを大量に産生する
  • 覚え方のコツ: 「ミトコンドリア=ATP工場」「リボソーム=タンパク質工場」と1対1で覚える
  • 関連知識: 電子伝達系で34モル、クエン酸回路で2モル、解糖系で2モルの合計38モルのATPが得られる。
  • よくある間違い: ゴルジ装置もタンパク質に関与するが「修飾・輸送」であり「合成」や「ATP産生」ではない
細胞小器官 主な機能 特徴
ミトコンドリア ATP産生(酸化的リン酸化) 内外二重膜、クリステ構造
リボソーム タンパク質合成 rRNAとタンパク質からなる
ゴルジ装置 タンパク質の濃縮・分泌 扁平な袋の積み重ね
リソソーム 不要物質の分解 加水分解酵素を含む
粗面小胞体 タンパク質合成の場 リボソーム付着
滑面小胞体 物質の合成・分解、Ca²⁺貯蔵 リボソームなし
中心体 細胞分裂 1対の円筒状小体

表: 主要な細胞小器官の機能一覧

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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