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つむぐ指圧治療室 相模大野

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細胞小器官でATPを合成供給するのはどれか

問題

細胞小器官でATPを合成供給するのはどれか。

  1. ゴルジ装置
  2. リソソーム
  3. ミトコンドリア
  4. 小胞体

解答: 3(ミトコンドリア)

解説

  1. 誤り。ゴルジ装置は小胞体から出るタンパク質を受け取って濃縮・分泌する働きを持ち、ATP合成には関与しない。
  1. 誤り。リソソームは加水分解酵素を多く含み不要な物質を分解処理する小器官であり、ATP合成には関与しない。
  1. 正しい。ミトコンドリアは細胞のさまざまな活動のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を大量に合成・供給する装置である。→内外2枚の膜からなる棒状の小器官で、内膜はクリステと呼ばれる突起をつくる。→TCA回路と電子伝達系(酸化的リン酸化)が行われ、1分子のグルコースから最大38分子のATPが産生される。→「細胞のエネルギー工場」と呼ばれる。
  1. 誤り。小胞体はタンパク質合成(粗面小胞体)や脂質合成・Ca²⁺貯蔵(滑面小胞体)を行い、ATP合成には関与しない。

ポイント

  • ミトコンドリアはATPを大量に合成・供給する細胞小器官であり、二重膜構造とクリステが特徴である。
  • 覚え方のコツ: 「ミトコンドリア=エネルギー工場=ATP」と直結させて覚える。
  • 関連知識: ATPは高エネルギーリン酸結合を持ち、分解時に遊離されるエネルギーが細胞の活動に利用される。
  • よくある間違い: ゴルジ装置とミトコンドリアの機能を混同しやすい。ゴルジ装置は「修飾・濃縮・分泌」、ミトコンドリアは「ATP合成」と区別する。
細胞小器官 主な機能 特徴
ミトコンドリア ATP産生(好気的代謝) 二重膜、クリステ構造
ゴルジ装置 タンパク質の修飾・分泌 扁平な袋の積み重ね
粗面小胞体 タンパク質合成 リボソーム付着
滑面小胞体 脂質合成、Ca²⁺貯蔵 リボソームなし
リソソーム 不要物質の分解 加水分解酵素を含む
中心体 細胞分裂(紡錘体形成) 1対の円筒状小体

表: 主要な細胞小器官の機能一覧

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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