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つむぐ指圧治療室 相模大野

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染色体について正しい記述はどれか

問題

染色体について正しい記述はどれか。

  1. 細胞質内に散在する。
  2. 蛋白合成の場となる。
  3. 細胞分裂の際に形成される。
  4. 細胞の活動のエネルギー源となる。

解答: 3(細胞分裂の際に形成される。)

解説

  1. 誤り。染色体は細胞質ではなく核内に存在する。細胞質内に散在するのはリボソーム、ミトコンドリア、リソソームなどの細胞小器官である。
  1. 誤り。タンパク質合成の場は粗面小胞体上のリボソームであり、染色体ではない。染色体(DNA)はタンパク質合成の「情報源」として転写に関わるが、合成の「場」ではない。
  1. 正しい。DNAはタンパク質と複合した染色質の形で核内に存在しているが、細胞分裂の際に凝集して染色体を形成する。通常の間期ではDNAはクロマチン(染色質)として核内に分散しているが、分裂期になると高度に凝縮して光学顕微鏡で観察可能な染色体となる。ヒトの体細胞には46本の染色体があり、22対の常染色体と1対の性染色体から構成される。
  1. 誤り。細胞のエネルギー源(ATP)を産生するのはミトコンドリアであり、染色体の機能ではない。

ポイント

  • 染色体はDNAが細胞分裂の際に凝集して形成される構造体であり、ヒトでは46本(22対の常染色体+1対の性染色体)ある。
  • 覚え方のコツ: 「間期=クロマチン(ほぐれている)」「分裂期=染色体(凝縮している)」と状態の違いを対比して覚える。
  • 関連知識: 生殖細胞の減数分裂では染色体数が半減し、精子・卵子は23本の染色体を持つ。ダウン症候群は21番染色体が3本ある染色体異常である。
  • よくある間違い: 「染色体は常に存在する」と思いがちだが、凝縮した染色体の形態は分裂期にのみ観察される。間期ではクロマチン(染色質)として存在する。
DNAの存在形態 時期 特徴
クロマチン(染色質) 間期(非分裂期) 核内に分散、転写活性あり
染色体 分裂期 凝縮して棒状、顕微鏡で観察可能

表: DNAの存在形態の比較

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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