MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

好気的エネルギー代謝でATPを産生する細胞小器官はどれか

問題

好気的エネルギー代謝でATPを産生する細胞小器官はどれか。

  1. ゴルジ装置
  2. ミトコンドリア
  3. 中心体
  4. 小胞体

解答: 2(ミトコンドリア)

解説

  1. 誤り。ゴルジ装置は小胞体から受け取ったタンパク質を濃縮・分泌する器官であり、ATP産生には関与しない。
  1. 正しい。ミトコンドリアは内外2枚の膜からなる棒状の小器官で、内膜にはクリステと呼ばれる突起がある。ミトコンドリア内ではクエン酸回路(TCAサイクル)と電子伝達系(酸化的リン酸化)が行われ、好気的条件下で大量のATPを合成・供給する。1モルのグルコースからは、解糖系(細胞質)で2モル、クエン酸回路で2モル、電子伝達系で34モル、合計38モルのATPが産生される。ミトコンドリアは「細胞のエネルギー工場」と呼ばれる。
  1. 誤り。中心体は1対の円筒状の小体からなり、細胞分裂時の紡錘体形成に働く器官である。
  1. 誤り。小胞体には粗面小胞体(タンパク質合成)と滑面小胞体(脂質合成・Ca²⁺貯蔵など)があるが、ATP産生は行わない。

ポイント

  • ミトコンドリアは好気的代謝(クエン酸回路+電子伝達系)によりATPを大量に合成・供給する細胞小器官である。
  • 覚え方のコツ: 「ミト=ATP工場」と覚える。解糖系は細胞質、クエン酸回路と電子伝達系はミトコンドリアという「場所の違い」がよく問われる。
  • 関連知識: 解糖系(第1章C節)は細胞質で行われ、O₂を必要としない嫌気的過程である。ミトコンドリア内の反応はO₂を必要とする好気的過程(内呼吸)である。
  • よくある間違い: 「ATP産生=ミトコンドリアだけ」と思いがちだが、解糖系(細胞質)でも2モルのATPが産生される。ただし好気的代謝の主役はミトコンドリアである。
細胞小器官 主な機能 特徴
ミトコンドリア ATP産生(好気的代謝) 二重膜、クリステ構造
ゴルジ装置 タンパク質の濃縮・分泌 扁平な袋の積み重ね
粗面小胞体 タンパク質合成 リボソーム付着
滑面小胞体 脂質合成、Ca²⁺貯蔵 リボソームなし
リソソーム 不要物質の分解 加水分解酵素を含む
中心体 細胞分裂(紡錘体形成) 1対の円筒状小体

表: 主要な細胞小器官の機能一覧

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次