問題演習
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【一問一答】4.2 消化器系 – 胃
【胃】
胃の入り口は (A. ) で (B. 第 椎の 側) にある
A. 泉門 B. 第8胸椎の右側
A. 噴門 B. 第11胸椎の左側
A. 幽門 B. 第1腰椎の右側
(解答) A. 噴門 B. 第11胸椎の左側
胃の入り口は噴門で、第11胸椎の左側にあります
胃の出口は (A. ) で (B. 第 椎の 側) にある
A. 泉門 B. 第8胸椎の右側
A. 噴門 B. 第11胸椎の左側
A. 幽門 B. 第1腰椎の右側
(解答) A. 幽門 B. 第1腰椎の右側
胃の出口は幽門で、第1腰椎の右側にあります
胃の左側で噴門より上に位置する部分を ( ) という
胃底
胃体
幽門部
(解答) 胃底
胃の左側で噴門より上に位置する部分を胃底といいます
解剖学用語は元々ラテン語で、fundus という語が “ 底 ” にあたります。これには日本語の底(下の部分)という意味の他に “ 奥 ” という意味があります(眼底など)。また三角錐型をした構造物の広い部分も示します。
【上が底の例】
・心底
・胃底
・子宮底
・仙骨底
・膝蓋骨底
※ 関連するものは、一度まとめて覚えてしまうとラクです。
( ) は横隔膜に接する
胃底
胃体
幽門部
(解答) 胃底
胃底は胃の最上部で横隔膜に接する部分です。
( 門) には発達した括約筋がみられる
噴門
幽門
(解答) 幽門
幽門には発達した括約筋がみられます (幽門括約筋)
胃は (腹膜 器官) である
腹膜内器官
腹膜後器官
(解答) 腹膜内器官
胃は全面を腹膜におおわれた腹膜内器官です。
※ 腹膜内器官、腹膜後器官はまとめて覚えておいてください
【腹膜内器官】
胃・空腸・回腸・横行結腸・S状結腸・脾臓・卵巣・卵管
【腹膜後器官】
十二指腸・膵臓・腎臓・副腎
胃の右側で肝臓の方に面する弯曲を ( ) という
小弯
大弯
(解答) 小弯
胃の右側で肝臓の方に面する小さな弯曲を小弯といいます
角切痕は ( ) 側にみられる
小弯
大弯
(解答) 小弯
角切痕は小弯側にみられます。造影剤を飲みX線写真を撮ると、小弯の一部に急角度に曲がる部分が見られることから角切痕と呼ばれます。
【胃間膜】
胃の前後の腹膜が合わさり、前掛けのように腹部内臓の前面に垂れ下がったものを ( ) という
小網
大網
(解答) 大網
大網は胃の前後の腹膜が合わさり、前掛けのように腹部内臓の前面に垂れ下がったものです。
胃の前後の腹膜が合わさり、肝臓に達するものを ( ) という
小網
大網
(解答) 小網
胃の前後の腹膜が合わさり、肝臓に達するものを小網といいます
小網と大網は ( ) に分類される
胃粘膜
胃間膜
(解答) 胃間膜
腹膜が合わさったものを間膜といいます。胃をおおう臓側腹膜が合わさったものは胃間膜、空腸・回腸・横行結腸・S状結腸をおおう臓側腹膜があわさったものは腸間膜といいます。間膜は壁側腹膜と臓側腹膜を連絡し、臓器に分布する血管や神経はこれらの間膜の中を走行します。
【胃の粘膜】
胃腺のうち、塩酸や蛋白分解酵素を含む胃液を分泌するのは ( 腺) である
噴門腺
胃底腺
幽門腺
(解答) 胃底腺
噴門腺と幽門腺は粘液腺ですが胃底腺は粘液・塩酸・蛋白分解酵素を分泌します。
胃底腺で塩酸を分泌するのは ( 細胞) である
主細胞
壁細胞
副細胞
(解答) 壁細胞
塩酸を分泌するのは壁細胞です
壁細胞は塩酸の他に ( ) を分泌する
内因子
ハーゲマン因子
(解答) 内因子
壁細胞は塩酸の他に内因子を分泌します。内因子は回腸でのビタミンB12の吸収に必要となる物質です。ビタミンB12は内因子と結合して複合体を形成し、回腸粘膜のレセプターに結合して吸収されます。
※ 胃を全摘出した場合、ビタミンB12の吸収に必要な内因子が不足し、適切な処置を行わない場合、巨赤芽球性貧血が発症する。
主細胞は ( ) を分泌する
粘液
ペプシノゲン
ペプシン
(解答) ペプシノゲン
主細胞はペプシノゲンを分泌します。ペプシノゲンはペプシンの不活性前駆体で、塩酸と反応して蛋白分解酵素のペプシンになります。
副細胞は ( ) を分泌する
塩酸
ペプシノゲン
粘液
(解答) 粘液
副細胞は粘液を分泌します。
幽門腺の開口部付近に存在するG細胞は ( ) というホルモンを分泌する
ガストリン
セクレチン
コレシストキニン
(解答) ガストリン
幽門腺の開口部付近に存在するG細胞はガストリンというホルモンを分泌します
ガストリンの作用は ( )
壁細胞に作用し胃酸分泌を促進させる
膵導管細胞に作用し、重炭酸イオンに富むアルカリ性の膵液を分泌させる
膵腺房細胞に作用し、消化酵素に富む膵液を分泌させる
(解答) 壁細胞に作用し胃酸分泌を促進させる
ガストリンは壁細胞に作用し胃酸分泌を促進させます
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つむぐ指圧治療室・相模大野|自律神経を整える腹部指圧(按腹)
かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。
ご存知でしょうか。指圧は肩こりや腰痛だけではなくて、実は自律神経の調節がとても得意なんです。その秘訣は「腹部指圧」です。江戸時代では「按腹」とも呼ばれていました。お腹には消化器系や泌尿器系といった臓器があるのはもちろんですが、内臓器の働きを調節する自律神経が張り巡らされています。
自律神経という場合には、一般的に「交感神経」と「副交感神経」が有名です。交感神経は心身を緊張状態として闘争や逃走に適した状態とする役割があり、副交感神経は心身をリラックスさせ消化吸収を促し治癒力をたかめてエネルギーを蓄えるように働きます。
これらは臓器の機能を調節する「遠心性」の自律神経ですが、これ以外に「求心性」の自律神経があります。これを内臓求心性神経といい、実は遠心性線維より遥かに多い数があることが知られています。内臓からの求心性神経は常に脳や脊髄に内臓の情報を伝えています。文字通りこころと身体は繋がっています。内臓の調子が悪ければ、イマイチやる気も起きないのは、無理をしないようにという内臓求心性神経からのメッセージかもしれません。
当室の腹部指圧(按腹)では、母指や四指、手掌をもちいてお腹全体をやわらかくし、組織液の循環をよくして内臓の細胞達ひとつひとつの活性化を心に想い、誠心誠意お腹を施術させていただきます。
「腹を割って話をする」「腹を決める」などという諺があるように、お腹は私たちの身体の根本ともなるところです。だからこそ、内臓器に対する深い理解とともに、誠心誠意お腹の臓器たちに敬意を払い腹部指圧をさせていただいております。
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つむぐ指圧治療室
ありがとうございます!
素早く動くように改良されていて、とても使いやすくなりました。間違えた所もすべての問題が終わってからチェック出来るので最高です。