【一問一答】4.6 消化器系 – 腹膜

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ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

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【一問一答】4.6 消化器系 – 腹膜

【腹膜】

腹膜は胸膜・心膜とともに (  膜) という滑らかな表面をもつ単層扁平上皮よりなる

滑膜
漿膜
脈絡膜

(解答) 漿膜
腹膜は胸膜・心膜とともに漿膜という滑らかな表面をもつ単層扁平上皮よりなります。その表面は光沢があり、常に少量の漿液で、湿って摩擦が軽減されているので、互いに擦れ合っても傷つくことはありません。

  • 滑膜:関節包の内側で関節腔に面する部分。滑液を分泌する。
  • 漿膜:漿液を分泌する膜という意味で、胸膜・腹膜・漿膜性心膜を構成する。中皮に分類される。
  • 脈絡膜:眼球の血管膜(中膜)で、強膜の内面を被う。臨床的にはブドウ膜とも言われる。
腹壁と骨盤壁の内面は (  側腹膜) に被われている

臓側腹膜
壁側腹膜

(解答) 壁側腹膜
腹壁と骨盤壁の内面は壁側腹膜に被われています。

胃・空腸・回腸・横行結腸・S状結腸の表面は (  側腹膜) に被われている

臓側腹膜
壁側腹膜

(解答) 臓側腹膜
胃・空腸・回腸・横行結腸・S状結腸の表面は臓側腹膜に被われています。

胃は (   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 腹膜内器官
は全体を腹膜に被われる腹膜内器官です。

【腹膜内器官ゴロ】
「行くかい中央、秘蔵のエースがランニング」
行…胃
く…空腸
かい…回腸
中…虫垂
央…横行結腸
秘蔵の…脾臓
エース…S状結腸
ラン…卵巣・卵管

十二指腸は (   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 腹膜後器官
十二指腸は腹膜の後ろにある腹膜後器官です。

【腹膜後器官ゴロ】
「5時12分に噴水の下」
5…腹膜後器官
時…腎臓
12…十二指腸
分…腹大動脈
に…尿管
噴…副腎
水…膵臓
下…下大動脈

空腸は (   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 腹膜内器官
空腸は全体を腹膜に被われる腹膜内器官です。

回腸は (   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 腹膜内器官
回腸は全体を腹膜に被われる腹膜内器官です。

横行結腸は(   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 腹膜内器官
横行結腸は全体を腹膜に被われる腹膜内器官です。

S状結腸は間膜を (持  )

持つ
持たない

(解答) 持つ
S状結腸は全体を腹膜に被われる腹膜内器官です。腹膜内器官を被う臓側腹膜が合わさり壁側腹膜へとつづく部分が間膜です。胃は胃間膜 (小網と大網)、空腸・回腸・横行結腸・S状結腸は腸間膜を持っています。

膀胱は(   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 半腹膜内器官
膀胱は上部が腹膜に被われた半腹膜内器官です。女性では膀胱と子宮の間の腹膜の陥凹部分を膀胱子宮窩、男性では膀胱と直腸の間の腹膜の陥凹部分を膀胱直腸窩といいます。

【半腹膜内器官ゴロ】
「至急もうちょっと、上手に書こう朝刊を、清書したけどボコられる」
至急…子宮
もうちょ…盲腸
上…上行結腸
書こう…下行結腸
朝…直腸
刊…肝臓
清書…精巣
ボコ…膀胱

子宮は(   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 半腹膜内器官
子宮は上部(子宮底・子宮体部)が腹膜に被われた半腹膜内器官です。膀胱と子宮の間の腹膜の陥凹部を膀胱子宮窩、子宮と直腸の間の腹膜の陥凹部を直腸子宮窩ダグラス窩)といいます。

直腸は(   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 半腹膜内器官
直腸は上前部が腹膜に被われた半腹膜内器官です。

肝臓は全面を腹膜に被われる


×

(解答) ×
肝臓はかなりの部分を腹膜に覆われていますが、上部で腹膜に被われない部分(無漿膜野)があるので、半腹膜内器官に分類されます。無漿膜野の部分で横隔膜と接し、肝静脈が出て下大静脈に注ぎます。

膵臓は(   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 腹膜後器官
膵臓腹膜後器官です。膵頭部は十二指腸によりC字型に取り囲まれています。十二指腸も膵臓も腹膜後器官です。

腎臓は(   器官) である

腹膜内器官
半腹膜内器官
腹膜後器官

(解答) 腹膜後器官
腎臓腹膜後器官です。

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    つむぐ指圧治療室・相模大野|自律神経を整える腹部指圧(按腹)

    かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。

    ご存知でしょうか。指圧は肩こりや腰痛だけではなくて、実は自律神経の調節がとても得意なんです。その秘訣は「腹部指圧」です。江戸時代では「按腹」とも呼ばれていました。お腹には消化器系や泌尿器系といった臓器があるのはもちろんですが、内臓器の働きを調節する自律神経が張り巡らされています。

    自律神経という場合には、一般的に「交感神経」と「副交感神経」が有名です。交感神経は心身を緊張状態として闘争や逃走に適した状態とする役割があり、副交感神経は心身をリラックスさせ消化吸収を促し治癒力をたかめてエネルギーを蓄えるように働きます。

    これらは臓器の機能を調節する「遠心性」の自律神経ですが、これ以外に「求心性」の自律神経があります。これを内臓求心性神経といい、実は遠心性線維より遥かに多い数があることが知られています。内臓からの求心性神経は常に脳や脊髄に内臓の情報を伝えています。文字通りこころと身体は繋がっています。内臓の調子が悪ければ、イマイチやる気も起きないのは、無理をしないようにという内臓求心性神経からのメッセージかもしれません。

    当室の腹部指圧(按腹)では、母指や四指、手掌をもちいてお腹全体をやわらかくし、組織液の循環をよくして内臓の細胞達ひとつひとつの活性化を心に想い、誠心誠意お腹を施術させていただきます。

    「腹を割って話をする」「腹を決める」などという諺があるように、お腹は私たちの身体の根本ともなるところです。だからこそ、内臓器に対する深い理解とともに、誠心誠意お腹の臓器たちに敬意を払い腹部指圧をさせていただいております。

    つむぐ指圧治療室HPへ

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    指圧が週1回 20%オフで受けることができます

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    google mapのレビューも4.8/5 と好評価を頂いております。 解剖学講師は情熱的に、そして指圧師では誠心誠意をモットーとしています。ご来店お待ち申し上げております。

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