【一問一答】1.2.2 人体の構成 – 結合組織 (4) 血液

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ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。解剖を得意科目にして将来に役立てたい。そんな方におすすめです。

かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント
1 とにかく図が豊富
2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる
3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確
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【一問一答】1.2.2 人体の構成 – 結合組織 (4) 血液

【血液】

血液は血球が細胞要素で、血漿が基質とにあたる結合組織として考えられる。○×

(解答) ○
血液は結合組織のひとつに分類されます。細胞要素は血球で、基質にあたるのが血漿と考えます。

血液の40~45%は血球で占められている。○×

(解答) ○
血液の40~45%は血球で占められています。血球には赤血球、白血球、血小板の3種類があります。

【赤血球】

赤血球の数は男性で血液1μl中(  個)である。

5,000~9,000個
15万~40万個
430~570万個

(解答) 430~570万個
赤血球は血液1μ1(mm3)中に、男性は約500万個 (女性は約450万個) が含まれています。

赤血球の直径は(  μm)である。

3μm
7μm
15μm

(解答) 7μm
赤血球直径約7μmの円盤形で、横から見ると両面の中央が少しへこんでいます。

赤血球内の(  )は酸素の運搬を行う。

ビリルビン
ヘモグロビン
ウロビリノゲン

(解答) ヘモグロビン
ヘモグロビンは赤血球内にある色素タンパクで、ヘム(色素)とグロビン(タンパク質)からできています。ヘモグロビンは酸素の運搬に働きます。酸素と結合したヘモグロビンは鮮紅色となります。酸素が少なくなると暗赤色なります。

赤血球は(  核)の細胞である。

有核
無核

(解答) 無核
赤血球無核の細胞です。赤芽球から脱核して赤血球となります。
無核の細胞は赤血球と血小板、多核の細胞は骨格筋細胞と破骨細胞。関連したものはまとめて覚えていくと良いです。

【白血球】

白血球の数は血液1μl中(  個)である。

5,000~9,000個
15万~40万個
430~570万個

(解答) 5,000~9,000個
白血球の数は、血液1μl中5,000~9,000個である。
種々の感染症などで白血球増多症となり、放射線照射や薬物投与などにより骨髄の造血機能が障害されると白血球減少症となる。

白血球には、好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球の5種類がある。○×

(解答) ○
白血球には、好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球の5種類があります。

好中球・好酸球・好塩基球は(   )に分類される。

顆粒球
無顆粒球

(解答) 顆粒球
好中球・好酸球・好塩基球は細胞質内に多数の顆粒を含むので顆粒球と呼ばれます。

白血球の中で、最も多いのは(  )である。

好中球
リンパ球
単球

(解答) 好中球
白血球の中では好中球が最も多く、白血球全体の50~70%を占めています。次に多いのはリンパ球で約30%。単球は約5%です。

単球は活発な食作用を持ち、血管外に出ると(  )となる。

形質細胞
マクロファージ
ナチュラルキラー細胞

(解答) マクロファージ
単球は活発な食作用を持っており、血管外に出るとマクロファージ (大食細胞) に変化する。

【血小板】

血小板の数は血液1μl中(  個)である。

5,000~9,000個
15万~40万個
430~570万個

(解答) 15万~40万個
血小板は直径2~4μmの小さな円盤状をした細胞で、血液1μl中に15万~40万個存在します。血小板は血管の損傷部位を血栓をつくってふさぐとともに血液を凝固させる働きがあります。

血小板は無核の細胞である。○×

(解答) ○
血小板は巨核球の細胞質の突起が細かくちぎれてできる無核の細胞です。無核の細胞は赤血球と血小板、多核の細胞は骨格筋細胞を覚えておいてください。

【血漿】

血漿中のタンパク質を血漿蛋白といい、血漿の約( %)を占める。

2%
7%
15%

(解答) 7%
血漿タンパクは血漿中の約7%を占め、アルブミン、グロブリン、フィブリノゲンの3種類があります。

血漿中のタンパク質で最も多いのは(   )である。

アルブミン
グロブリン
フィブリノゲン

(解答) アルブミン
血漿タンパク最も多いのはアルブミンで、各組織へのアミノ酸供給や物質運搬などの作用の他、膠質浸透圧の維持に重要な役割をはたしています。

グロブリンはα、β、γの3種類あり、α,βグロブリンはホルモンの運搬、γグロブリンは抗体として働くので免疫グロブリンとも呼ばれます。

フィブリノゲンは血液凝固に働く血漿蛋白です。

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    つむぐ指圧治療室・相模大野|自律神経を整える腹部指圧(按腹)

    かずひろ先生は、神奈川県相模原市で「つむぐ指圧治療室」を開業しております。

    ご存知でしょうか。指圧は肩こりや腰痛だけではなくて、実は自律神経の調節がとても得意なんです。その秘訣は「腹部指圧」です。江戸時代では「按腹」とも呼ばれていました。お腹には消化器系や泌尿器系といった臓器があるのはもちろんですが、内臓器の働きを調節する自律神経が張り巡らされています。

    自律神経という場合には、一般的に「交感神経」と「副交感神経」が有名です。交感神経は心身を緊張状態として闘争や逃走に適した状態とする役割があり、副交感神経は心身をリラックスさせ消化吸収を促し治癒力をたかめてエネルギーを蓄えるように働きます。

    これらは臓器の機能を調節する「遠心性」の自律神経ですが、これ以外に「求心性」の自律神経があります。これを内臓求心性神経といい、実は遠心性線維より遥かに多い数があることが知られています。内臓からの求心性神経は常に脳や脊髄に内臓の情報を伝えています。文字通りこころと身体は繋がっています。内臓の調子が悪ければ、イマイチやる気も起きないのは、無理をしないようにという内臓求心性神経からのメッセージかもしれません。

    当室の腹部指圧(按腹)では、母指や四指、手掌をもちいてお腹全体をやわらかくし、組織液の循環をよくして内臓の細胞達ひとつひとつの活性化を心に想い、誠心誠意お腹を施術させていただきます。

    「腹を割って話をする」「腹を決める」などという諺があるように、お腹は私たちの身体の根本ともなるところです。だからこそ、内臓器に対する深い理解とともに、誠心誠意お腹の臓器たちに敬意を払い腹部指圧をさせていただいております。

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