MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

骨格筋の収縮時にカルシウムイオンと結合するのはどれか

問題

骨格筋の収縮時にカルシウムイオンと結合するのはどれか。

  1. アクチン
  2. クレアチン
  3. トロポニン
  4. ミオシン

解答: 3(トロポニン)

解説

  1. 誤り。アクチンは細いフィラメントの主要構成タンパク質であるが、Ca²⁺が直接結合する部位ではない。アクチンにはミオシン結合部位があるが、通常はトロポミオシンにより遮蔽されている。
  1. 誤り。クレアチンはクレアチンリン酸としてATP再合成のエネルギー貯蔵に関与する物質であり、Ca²⁺との結合は起こらない。
  1. 正しい。骨格筋の収縮時にCa²⁺はトロポニン(具体的にはトロポニンCサブユニット)に結合する。この結合によりトロポニンの構造が変化し、トロポミオシンがアクチンフィラメント上で位置を移動する。その結果、アクチンのミオシン結合部位が露出してクロスブリッジ形成が可能となり、筋収縮が起こる。トロポニンはCa²⁺のセンサーとして機能する。
  1. 誤り。ミオシンは太いフィラメントを構成しATPase活性を持つが、Ca²⁺が直接結合するタンパク質ではない。ミオシン頭部はATPとアクチンに結合する。

ポイント

Ca²⁺の結合相手はトロポニン(トロポニンC)であるという点が最重要であり、アクチンやミオシンではないことを明確にする。

  • 覚え方のコツ: 「Ca²⁺の相手はトロポニンC(CはCalciumのC)」と覚えると結合相手を間違えない。
  • 関連知識: トロポニンにはI(inhibitory:ミオシン結合の抑制)、C(Ca²⁺結合)、T(tropomyosin結合)の3つのサブユニットがある。臨床では心筋トロポニン(cTnI、cTnT)が心筋梗塞の特異的バイオマーカーとして使用される。
  • よくある間違い: 「Ca²⁺はアクチンに結合する」「Ca²⁺はミオシンに結合する」と誤解するケース。Ca²⁺が結合するのはあくまでトロポニンCであり、その結果としてアクチン-ミオシン結合が可能になる。
  • 教科書では「a.筋収縮のエネルギー代謝」の範囲に該当する。

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次