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つむぐ指圧治療室 相模大野

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遠心路が自律神経の反射はどれか

問題

遠心路が自律神経の反射はどれか。

  1. 膝蓋腱反射
  2. 腹壁反射
  3. 対光反射
  4. ヘーリング・ブロイエル反射

解答: 3(対光反射)

解説

  1. 誤り。膝蓋腱反射の遠心路は体性運動神経(大腿神経のα運動ニューロン)であり、自律神経ではない。
  1. 誤り。腹壁反射の遠心路は体性運動神経(肋間神経等のα運動ニューロン)であり、自律神経ではない。
  1. 正しい。対光反射の遠心路は自律神経(動眼神経の副交感神経線維)である。光刺激が視神経(求心路)を介して中脳の視蓋前域に伝わり、エディンガー・ウェストファル核から動眼神経の副交感神経線維(遠心路)を経て毛様体神経節を中継し、瞳孔括約筋を収縮させて縮瞳を起こす。遠心路が自律神経である反射には、対光反射のほか排尿反射・排便反射・射乳反射・圧受容器反射なども含まれる。
  1. 誤り。ヘーリング・ブロイエル反射の遠心路は呼吸筋を支配する体性運動神経(横隔神経・肋間神経)であり、自律神経ではない。吸息中枢の抑制を通じて呼吸筋の活動が変化する。

ポイント

対光反射の遠心路は副交感神経(動眼神経の副交感神経線維)であり、自律神経反射に分類される。

  • 覚え方のコツ: 遠心路が自律神経の反射=「効果器が平滑筋・心筋・腺」→ 瞳孔括約筋(平滑筋)を動かす対光反射は自律神経反射。骨格筋を動かす反射は体性反射。
  • 関連知識: 自律神経反射の代表例は対光反射・排尿反射・排便反射・圧受容器反射・胃結腸反射である。体性反射の代表例は伸張反射(腱反射)・屈曲反射・腹壁反射である。
  • よくある間違い: ヘーリング・ブロイエル反射は「迷走神経が求心路」であるため自律神経反射と思いがちだが、遠心路は横隔神経等の体性運動神経であり、体性-内臓反射の逆パターンとして理解する。
  • 教科書では「j.自律神経の関与する反射」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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