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つむぐ指圧治療室 相模大野

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視覚の受容器で主に明暗の識別にかかわるのはどれか

問題

視覚の受容器で主に明暗の識別にかかわるのはどれか。

  1. 錐体細胞
  2. 杆体細胞
  3. 色素細胞
  4. 双極細胞

解答: 2(杆体細胞)

解説

  1. 誤り。錐体細胞は明所で色の識別(色覚)に関与する視細胞であり、赤・緑・青の3種類がある。明暗の識別の主役ではない。
  1. 正しい。杆体細胞(桿体細胞)は網膜に約1億2000万個存在する視細胞で、暗所での明暗の識別(暗所視・薄明視)に関与する。視物質としてロドプシン(視紅)を含み、わずかな光にも反応できる高い光感度を持つ。色覚には関与せず、暗所では色が識別できないのはこのためである。
  1. 誤り。色素細胞(網膜色素上皮細胞)は視細胞を支持し、散乱光の吸収やロドプシン再生への関与など支持的機能を担う。受容器ではない。
  1. 誤り。双極細胞は視細胞と神経節細胞の間の信号を中継する介在ニューロンであり、光受容の機能は持たない。

ポイント

杆体細胞=暗所視(明暗識別)・ロドプシン、錐体細胞=明所視(色覚)という対比は視覚の基本中の基本である。

  • 覚え方のコツ: 「杆(かん)体は暗(かん)所で明暗を識別」→「かん」の音で杆体と暗所を結びつける。問896・907と同テーマの繰り返し出題問題である。
  • 関連知識: 夜間は杆体細胞が主に働くため色は識別できず、すべてが灰色がかって見える。ビタミンA欠乏ではロドプシン合成障害により夜盲症が生じる。
  • よくある間違い: 色素細胞を「色の細胞→色覚に関与」と誤解しやすい。色素上皮は支持細胞であり、色覚を担うのは錐体細胞である。
  • 教科書では「b.視覚の受容器と伝導路」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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