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つむぐ指圧治療室 相模大野

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視床下部の機能で誤っているのはどれか

問題

視床下部の機能で誤っているのはどれか。

  1. 姿勢の調節
  2. 摂食調節
  3. 体温調節
  4. ホルモン分泌調節

解答: 1(姿勢の調節)

解説

  1. 誤り。姿勢の調節は主に小脳、大脳基底核、脳幹(前庭神経核、網様体)が担当しており、視床下部の主な機能ではない。視床下部は自律神経系の最高中枢として、体温調節、摂食・飲水行動、下垂体ホルモン分泌調節、情動行動、概日リズム(視交叉上核)などの恒常性維持に重要な役割を果たしている。
  1. 正しい。視床下部には摂食中枢(外側野)と満腹中枢(腹内側核)があり、摂食行動の調節に関与する。
  1. 正しい。視床下部の視索前野・前視床下部が体温調節中枢として機能し、体温のセットポイントを決定する。
  1. 正しい。視床下部は放出ホルモン・抑制ホルモンを分泌して下垂体前葉ホルモンの分泌を調節し、内分泌系の最上位中枢として機能する。

ポイント

視床下部は「自律神経の最高中枢」であり「内分泌系の司令塔」であるが、姿勢調節は含まれない。姿勢調節は小脳・大脳基底核・脳幹が担う。

  • 覚え方のコツ: 視床下部の機能を「た・せ・の・ほ・じ」で覚える。体温調節・摂食調節・飲水調節・ホルモン調節・情動と日内リズム。
  • 関連知識: 視床下部は問題585でも出題される。視床下部の機能に「姿勢調節」が含まれない点は繰り返し問われる頻出テーマである。
  • よくある間違い: 姿勢調節を視床下部の機能と考えてしまうことが多い。視床下部=恒常性維持(内部環境の調節)、小脳=運動の協調・姿勢保持と区別する。
  • 教科書では「J.視床下部」の範囲に該当する。
中枢部位 主な機能
視床下部 体温調節、摂食・飲水、ホルモン分泌、情動、概日リズム
小脳 協調運動、姿勢保持、平衡機能
大脳基底核 随意運動の調節、筋緊張
延髄 呼吸、循環、嚥下、嘔吐

表: 脳の各部位と主な機能

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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