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つむぐ指圧治療室 相模大野

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視床下部の働きで適切でないのはどれか

問題

視床下部の働きで適切でないのはどれか。

  1. 感覚の中継
  2. 摂食の調節
  3. 自律機能の調節
  4. 概日リズムの形成

解答: 1(感覚の中継)

解説

  1. 正しい。感覚の中継は視床の機能であり、視床下部の働きではない。視床は嗅覚を除くすべての感覚情報(視覚・聴覚・体性感覚・味覚など)を大脳皮質の各感覚野に中継する間脳の構造である。視床と視床下部は名前が似ているが機能が全く異なるため、明確に区別する必要がある。
  1. 誤り。視床下部には摂食中枢(外側野)と満腹中枢(腹内側核)があり、摂食行動を調節する。
  1. 誤り。視床下部は自律神経系の最高中枢であり、交感神経と副交感神経の活動を統合的に調節して体温・循環・消化などの内臓機能を制御する。
  1. 誤り。視床下部の視交叉上核は概日リズム(サーカディアンリズム)の中枢であり、約24時間周期の生体リズムを形成・維持する。

ポイント

感覚の中継は「視床」の機能であり、「視床下部」の機能ではない。

  • 覚え方のコツ: 「視床=感覚の中継所」「視床下部=自律神経の最高中枢=体温・摂食・飲水・ホルモン・情動・概日リズム」と整理する。「視床=感覚」「視床”下部”=下から体を制御」と覚える。
  • 関連知識: 視床下部の機能は多岐にわたり、「体温調節(前部=放熱、後部=産熱)」「摂食調節(外側=摂食、腹内側=満腹)」「飲水調節」「下垂体ホルモン調節」「情動(怒り・恐怖)」「概日リズム」がある。
  • よくある間違い: 視床と視床下部の機能を混同すること。名前は似ているが、視床は感覚の中継、視床下部は自律神経・内分泌の中枢という全く異なる機能を持つ。
  • 教科書では「J.視床下部」の範囲に該当する。
構造 主な機能
視床 感覚の中継(嗅覚以外)
視床下部 自律神経の最高中枢、体温調節、摂食・飲水調節、下垂体ホルモン調節、情動、概日リズム

表: 視床と視床下部の機能比較

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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