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つむぐ指圧治療室 相模大野

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視床下部に調節中枢がないのはどれか

問題

視床下部に調節中枢がないのはどれか。

  1. 体温
  2. 血糖
  3. 排尿
  4. 水分

解答: 3(排尿)

解説

  1. 誤り。視床下部には体温調節中枢(前視床下部・視索前野が中心)が存在し、産熱と放熱のバランスを調節する。
  1. 誤り。視床下部には摂食中枢と満腹中枢があり、血糖値の変動に応じた摂食行動を通じて血糖調節に関与する。
  1. 正しい。排尿の調節中枢は視床下部にはなく、橋排尿中枢(バリントン核)と仙髄排尿中枢(S2〜S4)にある。視床下部には体温調節中枢、摂食中枢・満腹中枢(血糖調節に関連)、飲水中枢・浸透圧受容器(水分調節)、自律神経の最高中枢、下垂体ホルモン分泌調節中枢など多くの機能が集約されているが、排尿中枢と呼吸中枢(延髄)、嘔吐中枢(延髄)は含まれない。
  1. 誤り。視床下部には飲水中枢と浸透圧受容器が存在し、ADH分泌を介して体液量・浸透圧(水分)を調節する。

ポイント

  • 視床下部には体温・血糖(摂食)・水分・自律神経・下垂体ホルモンの調節中枢があるが、排尿中枢はない。
  • 覚え方のコツ: 視床下部にある中枢=「体(体温)・食(摂食)・水(飲水)・自(自律神経)・下(下垂体)」、ないもの=「呼(呼吸)・嘔(嘔吐)・排(排尿)」=延髄や脊髄にある。
  • 関連知識: 呼吸中枢と嘔吐中枢は延髄に存在する。問題366でも脳部位と中枢の対応が出題されている。
  • よくある間違い: 排尿も自律神経が関与するため視床下部にあると誤解しやすいが、排尿中枢は橋と仙髄にある。
視床下部の調節中枢と視床下部にないもの
視床下部にある中枢 視床下部にない中枢
体温調節中枢 呼吸中枢(延髄)
摂食中枢・満腹中枢 嘔吐中枢(延髄)
飲水中枢 排尿中枢(橋・仙髄)
自律神経の最高中枢
下垂体ホルモン分泌調節

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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