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つむぐ指圧治療室 相模大野

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血管拡張作用をもつのはどれか

問題

血管拡張作用をもつのはどれか。

  1. セロトニン
  2. エンドセリン
  3. 二酸化炭素
  4. アンジオテンシンⅡ

解答: 3(二酸化炭素)

解説

  1. 誤り。セロトニンは血管収縮物質である。→ 血小板から放出されて血管収縮を起こし、止血に関与する。局所の収縮物質。
  1. 誤り。エンドセリンは血管内皮細胞から産生される強力な血管収縮物質である。局所の収縮物質。
  1. 正しい。二酸化炭素(CO2)は血管拡張物質である。→ 組織の代謝が亢進するとCO2が蓄積し、局所的に血管平滑筋を弛緩させて血管を拡張する。→ これにより代謝の活発な組織への血流が増加する(代謝性血流調節)。
  1. 誤り。アンジオテンシンIIはレニン-アンジオテンシン系の強力な血管収縮物質である。→ アルドステロン分泌も促進し、Na+再吸収増加を介して血液量を増やし血圧を上昇させる。

ポイント

  • 血管の局所性調節として、収縮物質(セロトニン・エンドセリン)と拡張物質(ブラジキニン・ヒスタミン・乳酸・CO2・アデノシン・一酸化窒素NO)。
  • 覚え方のコツ: 「拡張物質=代謝産物が多い」と覚える。CO2・乳酸・アデノシンはいずれも代謝産物であり、代謝が盛んな場所の血流を増やす合目的的な仕組みである。
  • 関連知識: 血流が組織の需要を下回るとCO2やアデノシン・乳酸などの代謝産物が蓄積し血管が拡張する自己調節。
  • よくある間違い: セロトニンを「幸せホルモン」のイメージから拡張物質と誤解しやすいが、血管に対しては収縮作用が主である。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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