問題
血液型で凝集原をもたないのはどれか。
- A型
- B型
- AB型
- O型
解答: 4(O型)
解説
- 誤り。Aのみを持つものをA型。A型は赤血球膜にA凝集原を持つ。
- 誤り。Bのみを持つものをB型。B型は赤血球膜にB凝集原を持つ。
- 誤り。A、B両方持つものをAB型。AB型は両方の凝集原を持つ。
- 正しい。どちらも持たないものをO型と呼ぶ。O型は赤血球膜にA凝集原もB凝集原も持たない。一方、O型の血漿中にはα・β両方の凝集素(抗A抗体・抗B抗体)が存在する。凝集はA+α、B+βの組み合わせで起こるため、輸血では凝集が起こらない組み合わせで行う必要がある。
ポイント
- O型は凝集原(抗原)を持たないが、凝集素(抗体)はα・βの両方を持つ。
- 覚え方のコツ: 「O型=抗原ゼロ(O)、抗体フル装備」と覚える。AB型はその逆で「抗原フル、抗体ゼロ」。
- 関連知識: ABO式血液型の遺伝では、OはAとBに対して劣性であり、OO遺伝子型のみがO型として現れる。
- よくある間違い: 凝集原(抗原)と凝集素(抗体)を取り違えやすい。凝集原は赤血球膜上、凝集素は血漿中に存在する。
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