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つむぐ指圧治療室 相模大野

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血圧を下げる要因はどれか

問題

血圧を下げる要因はどれか。

  1. 血液量の増加
  2. 血液粘性の上昇
  3. 血管平滑筋の弛緩
  4. 血管壁弾性の低下

解答: 3(血管平滑筋の弛緩)

解説

  1. 誤り。血液量の増加は循環血液量と静脈還流量を増大させる。→ スターリングの法則により心拍出量が増加し、血圧は上昇する。
  1. 誤り。血液粘性の上昇は血液の流れにくさを増大させる。→ 総末梢抵抗が増大し、血圧は上昇する。
  1. 正しい。血管平滑筋の弛緩は血管を拡張させ総末梢抵抗を低下させる。→ 血圧=心拍出量×総末梢抵抗の関係から、抵抗の低下により血圧は低下する。→ 特に細動脈(抵抗血管)の平滑筋弛緩は血圧低下に大きく影響する。
  1. 誤り。血管壁弾性の低下は大動脈のクッション機能(ウインドケッセル機能)を低下させる。→ 収縮期血圧が上昇し、脈圧が増大する(動脈硬化の影響)。

ポイント

  • 血管平滑筋の弛緩は血管拡張→総末梢抵抗低下→血圧低下をもたらす唯一の血圧低下因子である。
  • 覚え方のコツ: 「問189(血圧上昇)と問195(血圧低下)をセットで復習」する。上昇因子の逆が低下因子になる原則を使う。
  • 関連知識: 血圧上昇因子として、血液量の増大・血管断面積の縮小・血管壁弾性の低下・血液粘性の上昇が挙げられる。血管平滑筋弛緩はこれらの逆方向の変化。
  • よくある間違い: 「血管壁弾性の低下」を血圧低下と混同しやすい。弾性が”低下”するのだから血圧も”低下”するという語感的な誤解に注意。弾性低下はクッション機能喪失=血圧上昇である。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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