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つむぐ指圧治療室 相模大野

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脳脊髄液について誤っている記述はどれか

問題

脳脊髄液について誤っている記述はどれか。

  1. 脳室を満たしている。
  2. くも膜下腔を循環する。
  3. 脈絡叢で吸収される。
  4. 外的衝撃から脳・脊髄を保護する。

解答: 3(脈絡叢で吸収される。)

解説

  1. 正しい。脳脊髄液は側脳室・第三脳室・第四脳室などの脳室系を満たしている。
  1. 正しい。脳脊髄液は第四脳室の正中口・外側口から流出し、くも膜下腔を循環して脳・脊髄の表面を覆っている。
  1. 誤り。脳脊髄液は脈絡叢で「産生」されるが、「吸収」されるのはくも膜顆粒(くも膜絨毛)を通じて上矢状静脈洞の静脈血中へである。脈絡叢は産生の場であって吸収の場ではないため、この記述は誤りである。脳脊髄液は約150mLが存在し、1日に約500mL産生・吸収されて絶えず入れ替わっている。
  1. 正しい。脳脊髄液は脳と脊髄の周囲を満たし、液体クッションとして外的衝撃から中枢神経を保護する役割を果たしている。

ポイント

脳脊髄液の「産生=脈絡叢」「吸収=くも膜顆粒→静脈洞」という産生・吸収の場の違いが最頻出ポイントである。

  • 覚え方のコツ: 「脈絡叢で”作って”、くも膜顆粒で”吸う”」と産生と吸収の場所をセットで覚える。「作る=みゃく(脈絡叢)」「吸う=く(くも膜顆粒)」。
  • 関連知識: 脳脊髄液の循環障害は水頭症の原因となる。臨床では腰椎穿刺により脳脊髄液を採取し、髄膜炎やくも膜下出血の診断に用いる。
  • よくある間違い: 「脈絡叢で吸収」と「脈絡叢で産生」を混同する問題が繰り返し出題される。産生と吸収の場所を明確に区別すること。
  • 教科書では「L.脳脊髄液」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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