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つむぐ指圧治療室 相模大野

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脳神経で誤っている組合せはどれか

問題

脳神経で誤っている組合せはどれか。

  1. 三叉神経 ― 顔面の皮膚感覚
  2. 顔面神経 ― 表情筋の運動
  3. 外転神経 ― 舌筋の運動
  4. 内耳神経 ― 聴覚と平衡感覚

解答: 3(外転神経 ― 舌筋の運動)

解説

  1. 正しい。三叉神経(第V脳神経)は顔面の皮膚感覚(触覚・痛覚・温度覚)を伝える感覚神経成分を持つ。眼神経・上顎神経・下顎神経の3枝に分かれ、顔面全体の感覚を広くカバーする。
  1. 正しい。顔面神経(第VII脳神経)は表情筋を支配する運動神経成分を持つ。さらに味覚(舌前2/3)や涙腺・顎下腺・舌下腺の分泌にも関与する。
  1. 誤り。外転神経(第VI脳神経)は外側直筋を支配して眼球の外転運動に関与する神経であり、舌筋の運動を支配するのは舌下神経(第XII脳神経)である。外転神経が障害されると患側の眼球が内転位となり内斜視が生じる。舌下神経障害では舌が患側に偏位する。
  1. 正しい。内耳神経(第VIII脳神経)は蝸牛神経(聴覚)と前庭神経(平衡感覚)からなり、両方の特殊感覚を伝える。

ポイント

外転神経(第VI)は眼球外転、舌下神経(第XII)は舌の運動であり、混同しないことが重要である。

  • 覚え方のコツ: 「外(VI=外転神経)に目を向ける=眼球外転」「舌の下(XII=舌下神経)で舌を動かす」と番号と機能を対応させる。
  • 関連知識: 脳神経12対の番号と機能の対応は感覚の章だけでなく運動・自律神経の章でも繰り返し問われる超頻出事項である。
  • よくある間違い: 外転神経と舌下神経の機能の取り違えが最も多い。「外転=外に転がす=眼球を外側に」と直訳的に覚える。
  • 教科書では「a.皮膚感覚(表在感覚)」の範囲に該当する。
脳神経 番号 主な機能
三叉神経 V 顔面の感覚、咀嚼筋の運動
外転神経 VI 眼球外転(外側直筋)
顔面神経 VII 表情筋の運動、味覚(舌前2/3)
内耳神経 VIII 聴覚・平衡感覚
舌下神経 XII 舌筋の運動

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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