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つむぐ指圧治療室 相模大野

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脳の調節中枢について誤っている組合せはどれか

問題

脳の調節中枢について誤っている組合せはどれか。

  1. 延髄 – 循環調節
  2. 中脳 – 摂食行動
  3. 小脳 – 協調運動
  4. 橋 – 排尿調節

解答: 2(中脳 – 摂食行動)

解説

  1. 正しい。延髄には心臓血管中枢(循環中枢)があり、血圧・心拍数の調節を行う。圧受容器反射の中枢でもある。
  1. 誤り。摂食行動の調節中枢は視床下部に存在し、中脳ではない。視床下部の外側野は摂食中枢(空腹中枢)、腹内側核は満腹中枢として機能する。中脳には対光反射の中枢(上丘・動眼神経核)、姿勢反射に関与する赤核、聴覚の中継核である下丘などが存在するが、摂食行動の調節は行わない。
  1. 正しい。小脳は随意運動の協調性の調節、姿勢の維持、平衡機能に関与する。
  1. 正しい。橋には排尿中枢(バリントン核、青斑核付近)が存在し、排尿反射の調節に関与する。

ポイント

摂食行動の調節中枢は「視床下部」であり、「中脳」ではない。脳の各部位と担当する調節機能の対応を正確に覚える。

  • 覚え方のコツ: 脳幹の3部位を上から「中脳=対光反射、橋=排尿、延髄=呼吸・循環」と機能を対応させて覚える。摂食・体温・飲水は全て視床下部に集まっている。
  • 関連知識: 問題573・585でも視床下部の機能が問われている。視床下部に「ないもの」を繰り返し確認する学習法が有効である。姿勢調節・呼吸調節は視床下部の機能ではない。
  • よくある間違い: 脳幹の3部位(中脳・橋・延髄)の機能を混同しやすい。特に「中脳」の機能としてよく問われるのは対光反射であり、摂食行動ではない。
  • 教科書では「J.視床下部」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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