問題
肺活量に含まれないのはどれか。
- 1 回換気量
- 予備呼気量
- 予備吸気量
- 残気量
解答: 2(予備呼気量)
解説
- 正しい(肺活量に含まれる)。1回換気量は安静時に1回の吸息あるいは呼息で出入りする空気量(約500mL)であり、肺活量の構成要素の一つである。
- 正しい(肺活量に含まれる)。予備呼気量は安静呼息の後にさらに吐き出せる呼気量(約1L)であり、肺活量に含まれる。→本問の正解は出題データに従い選択肢2となっているが、一般的な生理学では残気量(選択肢4)が肺活量に含まれない分画とされる。
- 正しい(肺活量に含まれる)。予備吸気量は安静吸息の上にさらに吸い込める最大の吸気量(約2〜3L)であり、肺活量の構成要素である。
- 正しい(一般に肺活量に含まれない)。残気量は最大に吐き出した後に肺内に残る気体容量(約1〜1.5L)である。→定義では「肺活量 = 1回換気量 + 予備吸気量 + 予備呼気量」であり、残気量は肺活量に含まれない。→残気量を加えた値が全肺気量(肺活量 + 残気量)である。
ポイント
- 肺活量 = 1回換気量 + 予備吸気量 + 予備呼気量であり、残気量は含まれない。
- 覚え方のコツ: 「肺活量には”残り”がない」→残気量は肺活量に含まれず、全肺気量に含まれる。
- 関連知識: 全肺気量 = 肺活量 + 残気量。機能的残気量 = 予備呼気量 + 残気量。%肺活量の正常値は80%以上、1秒率の正常値は70%以上。
- よくある間違い: 肺活量と全肺気量を混同すること。全肺気量には残気量が含まれるが、肺活量には含まれない。
| 肺気量分画 | 略語 | 正常値(mL) |
|---|---|---|
| 1回換気量 | TV | 約500 |
| 予備吸気量 | IRV | 約2,500 |
| 予備呼気量 | ERV | 約1,000 |
| 残気量 | RV | 約1,500 |
| 肺活量 | VC | 約4,000 |
| 全肺気量 | TLC | 約5,500 |
表: 肺気量分画と正常値
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