問題
肝臓で生成されない物質はどれか。
- グリコーゲン
- コレステロール
- アルブミン
- ビタミン
解答: 4(ビタミン)
解説
- 誤り。グリコーゲンは肝臓でグルコースから合成・貯蔵される(グリコーゲン合成)。
- 誤り。コレステロールは体内必要量の大部分が肝臓で合成される。
- 誤り。アルブミンは肝臓で合成される主要な血漿タンパク質であり、膠質浸透圧の維持に重要である。
- 正しい。ビタミンは原則として体内で合成できない栄養素であり、肝臓でも生成されない。ビタミンは食物から摂取する必要がある必須栄養素である。ただし例外として、ビタミンDは皮膚で紫外線により合成され、ビタミンKは腸内細菌により合成される(いずれも肝臓での合成ではない)。肝臓はビタミンの貯蔵(特にビタミンA, D, B12など)は行うが、生成は行わない。
ポイント
- 肝臓で生成されるもの: 尿素、アルブミン、胆汁酸、コレステロール、血液凝固因子、グルコース(糖新生)、グリコーゲンなど。生成されないもの: ビタミン、ガンマグロブリン。
- 覚え方のコツ: 肝臓は「代謝の中心工場」だが、ビタミンは「倉庫(貯蔵)」として使うだけで「製造(合成)」はしない。
- 関連知識: ガンマグロブリン(免疫グロブリン)もリンパ球・形質細胞が産生するものであり、肝臓では生成されない。
- よくある間違い: 肝臓がビタミンを「貯蔵」することと「生成」することを混同しないこと。
| 肝臓で生成される | 肝臓で生成されない |
|---|---|
| グリコーゲン | ビタミン |
| コレステロール | ガンマグロブリン(免疫グロブリン) |
| アルブミン | |
| 尿素 | |
| 胆汁酸 | |
| 血液凝固因子 |
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