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つむぐ指圧治療室 相模大野

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細胞膜の構成成分はどれか

問題

細胞膜の構成成分はどれか。

  1. 無機リン酸
  2. リボ核酸
  3. リン脂質
  4. 乳酸

解答: 3(リン脂質)

解説

  1. 誤り。無機リン酸はエネルギー代謝(ATPの分解産物)や骨・歯の成分として存在するが、細胞膜の主要構成成分ではない。
  1. 誤り。リボ核酸(RNA)はリボソームでのタンパク質合成に関与する核酸であり、細胞膜の構成成分ではない。
  1. 正しい。細胞膜はタンパク質と脂質(主にリン脂質)よりなる厚さ約75Å(7.5nm)の膜である。リン脂質分子は二重層を作り、おのおの疎水基を内側にして並ぶ。このリン脂質二重層膜に種々のタンパク質分子がモザイク状に分布する(流動モザイクモデル)。膜タンパク質は物質の輸送に関与したり、受容体や酵素として働く。また、細胞膜が脂質によって構成されているため、脂質に溶けやすい物質は比較的膜を通りやすい性質がある。
  1. 誤り。乳酸は嫌気的代謝(解糖系)でピルビン酸から生成される代謝産物であり、細胞膜の構成成分ではない。

ポイント

  • 細胞膜の主要構成成分は「リン脂質」と「タンパク質」であり、リン脂質二重層が基本骨格を形成する。
  • 覚え方のコツ: 「膜=リン脂質二重層+タンパク質モザイク」と覚える。「リン」がつく選択肢でも「無機リン酸」と「リン脂質」は全く異なる物質であることに注意する。
  • 関連知識: 細胞膜には半透性があり、水・O₂・CO₂・アミノ酸は通りやすいが、タンパク質のような大きな分子は通りにくい。脂溶性物質は比較的通りやすい。
  • よくある間違い: 「リン脂質」と「リボ核酸(RNA)」は名前に「リ」が含まれるため混同しやすい。リン脂質は膜の成分、RNAはタンパク質合成に関わる核酸と明確に区別する。
細胞膜の構成成分 役割
リン脂質 二重層を形成し膜の基本骨格となる
膜タンパク質 物質輸送、受容体、酵素として機能
糖鎖 細胞同士の認識に関与

表: 細胞膜の構成成分と役割

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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