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つむぐ指圧治療室 相模大野

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細胞外液量調節にかかわる受容器はどれか

問題

細胞外液量調節にかかわる受容器はどれか。

  1. 温度受容器
  2. 化学受容器
  3. 侵害受容器
  4. 低圧受容器

解答: 4(低圧受容器)

解説

  1. 誤り。温度受容器は体温の変化を感知して体温調節に関与する。→ 細胞外液量の調節には関与しない。
  1. 誤り。化学受容器(頸動脈小体・大動脈小体)は動脈血中のO2分圧低下・CO2分圧上昇・H+濃度上昇を感知する。→ 主に呼吸調節に関与し、細胞外液量の直接的な調節には関わらない。
  1. 誤り。侵害受容器は痛覚刺激を感知して防御反応に関与する。→ 細胞外液量の調節には関与しない。
  1. 正しい。低圧受容器(心肺部圧受容器)は心房と静脈の合流部や肺血管に存在する。→ 循環血液量のわずかな変化を検出し、バゾプレッシン(抗利尿ホルモン)分泌やANP分泌を調節して腎臓からの尿量を変化させる。→ これにより細胞外液量(循環血液量)を長期的に調節する。

ポイント

  • 低圧受容器(心肺部圧受容器)は心房・肺血管に存在し、低い内圧を感受して循環血液量(細胞外液量)を長期的に調節する。
  • 覚え方のコツ: 「低圧受容器は”量”のセンサー、高圧受容器は”圧”のセンサー」と対比して覚える。
  • 関連知識: 出血で血液量が減少すると低圧受容器の活動が低下し、バゾプレッシン分泌が増加して腎臓での水再吸収が促進される。逆に血液量増加時はバゾプレッシン分泌抑制・ANP分泌促進で尿量が増える。
  • よくある間違い: 化学受容器は呼吸と循環の両方を調節するが、「細胞外液量」の調節は行わない。化学受容器反射は血圧や心拍数には影響するが、体液量の調節は低圧受容器の役割。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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