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つむぐ指圧治療室 相模大野

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細胞外液のpH 調節に重要な器官はどれか

問題

細胞外液のpH 調節に重要な器官はどれか。

  1. 心 臓
  2. 肝 臓
  3. 甲状腺

解答: 3(肺)

解説

  1. 誤り。心臓は血液循環のポンプ機能を担うが、pH調節には直接関与しない。
  1. 誤り。肝臓は物質代謝・解毒・胆汁生成など多彩な機能を持つが、pH調節の主要器官ではない。
  1. 正しい。細胞外液のpH調節に重要な器官は肺である。肺は呼吸によるCO₂排出量を調節し、CO₂ + H₂O ⇌ H₂CO₃ ⇌ H⁺ + HCO₃⁻ の平衡を介して血液のpHを迅速に制御する。CO₂排出が増加するとH⁺が減少しpHが上昇(アルカリ側へ)、CO₂排出が減少するとH⁺が増加しpHが低下(酸性側へ)する。腎臓もH⁺やHCO₃⁻の排泄・再吸収を通じてpH調節に重要であるが、本問の選択肢には含まれない。
  1. 誤り。甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌して全身の代謝率を調節するが、pH調節の主要器官ではない。

ポイント

  • 細胞外液のpH調節に重要な器官は肺と腎臓であり、肺は呼吸性調節(迅速)、腎臓は代謝性調節(緩徐だが強力)を担う。
  • 覚え方のコツ: 「肺は即効性のpH調節」「腎は持続性のpH調節」と速度で対比する。
  • 関連知識: 血液の緩衝系(重炭酸緩衝系、リン酸緩衝系、タンパク質緩衝系)も化学的にpHを安定化させる。
  • よくある間違い: 肝臓は代謝が活発なため pH調節にも関与すると誤解しやすいが、直接的なpH調節は肺と腎臓が担う。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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