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つむぐ指圧治療室 相模大野

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細胞内液と細胞外液で等しく保たれているのはどれか

問題

細胞内液と細胞外液で等しく保たれているのはどれか。

  1. カリウムイオン濃度
  2. 浸透圧
  3. 蛋白質量
  4. 塩素イオン濃度

解答: 2(浸透圧)

解説

  1. 誤り。K⁺濃度は細胞内液で高く(約150mEq/L)、細胞外液で低い(約4mEq/L)ため、大きく異なる。
  1. 正しい。細胞内液と細胞外液の浸透圧は等しく保たれている(約290mOsm/L)。体液の浸透圧は、約290mOsm/Lに保たれている。細胞膜は半透性を持ち水を自由に通すため、もし浸透圧差が生じても水が移動して速やかに平衡に達する。イオン組成は細胞内液と細胞外液で大きく異なるが、溶質分子の総和(=浸透圧)は等しく維持されている。
  1. 誤り。蛋白質は細胞内液に多く含まれ、細胞外液(特に間質液)では少ない。
  1. 誤り。Cl⁻濃度は細胞外液で高く(約100mEq/L)、細胞内液では低い。

ポイント

  • 細胞内液と細胞外液でイオン組成は大きく異なるが、浸透圧は等しい。これが最重要ポイントである。
  • 覚え方のコツ: 「組成は違う、浸透圧は同じ」と対比で覚える。水が自由に通る膜では浸透圧が等しくなるのが原理である。
  • 関連知識: 浸透圧の維持は水の移動(浸透)によって達成される。脱水時には浸透圧のバランスが崩れ、高張性・低張性・等張性脱水に分類される。
  • よくある間違い: 「Na⁺とK⁺の濃度が等しい」と誤解しやすいが、Na⁺は細胞外、K⁺は細胞内に多い。等しいのは浸透圧のみである。
項目 細胞内液 細胞外液 内外で等しいか
浸透圧 約290mOsm/L 約290mOsm/L 等しい
主要陽イオン K⁺(高濃度) Na⁺(高濃度) 異なる
主要陰イオン HPO₄²⁻、タンパク質 Cl⁻ 異なる
蛋白質量 多い 少ない(間質液) 異なる

表: 細胞内液と細胞外液の比較

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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