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つむぐ指圧治療室 相模大野

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細胞内液で濃度が最も高い陽イオンはどれか

問題

細胞内液で濃度が最も高い陽イオンはどれか。

  1. ナトリウムイオン
  2. カルシウムイオン
  3. カリウムイオン
  4. マグネシウムイオン

解答: 3(カリウムイオン)

解説

  1. 誤り。ナトリウムイオン(Na⁺)は細胞外液で最も多い陽イオン(約90%)であり、細胞内液では低濃度である。
  1. 誤り。カルシウムイオン(Ca²⁺)は細胞内液中の遊離濃度が極めて低く、主要な陽イオンではない。
  1. 正しい。細胞内液で最も濃度が高い陽イオンはカリウムイオン(K⁺)である。一方、細胞外液ではNa⁺が最も多い陽イオンである。「細胞外液では陽イオンとしてはNa⁺が約90%を占め」「細胞内液では、陽イオンとしてはK⁺」が多い。この細胞内外のイオン濃度差はNa⁺-K⁺ポンプ(ナトリウムポンプ)によってエネルギーを使って能動的に維持されており、静止膜電位の形成や神経・筋の興奮性の基盤となっている。
  1. 誤り。マグネシウムイオン(Mg²⁺)は細胞内液に比較的多く含まれるが、K⁺よりは少ない。

ポイント

  • 「細胞内液の主役=K⁺」「細胞外液の主役=Na⁺」が最頻出の対比である。
  • 覚え方のコツ: 「内(ない)はK(ケー)」=「内はK⁺」、「外はNa⁺」と語呂で覚える。陰イオンも同様に「内はHPO₄²⁻・タンパク質」「外はCl⁻」と対比する。
  • 関連知識: このイオン分布の維持にはNa⁺-K⁺ポンプ(能動輸送、第1章E節)が不可欠であり、ATPをエネルギー源として使用する。
  • よくある間違い: 「Na⁺とK⁺の内外の関係」を逆に覚えてしまうミスが多い。細胞「内」にK⁺が多いことを確実に記憶する。
体液区分 体重比 主要陽イオン 主要陰イオン
細胞内液 約40% K⁺ HPO₄²⁻、タンパク質
細胞外液(間質液) 約15% Na⁺ Cl⁻
細胞外液(血漿) 約5% Na⁺ Cl⁻、HCO₃⁻

表: 体液の区分とイオン組成

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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