問題
筋細胞原形質の主成分となる栄養素はどれか。
- 炭水化物
- 脂質
- 蛋白質
- ビタミン
解答: 3(蛋白質)
解説
- 誤り。炭水化物(グリコーゲン)は筋にエネルギー源として貯蔵されるが、筋形質の主成分ではない。
- 誤り。脂質は細胞膜の構成成分やエネルギー貯蔵に関与するが、筋形質の主成分ではない。
- 正しい。筋細胞の原形質(筋形質)の主成分はタンパク質である。特にアクチンとミオシンは収縮タンパク質として筋細胞の乾燥重量の約75%を占める。その他にもトロポニン、トロポミオシン、ミオグロビンなどの調節・機能タンパク質が豊富に含まれており、筋収縮の構造的基盤と機能を担っている。
- 誤り。ビタミンは微量栄養素として酵素反応の補因子となるが、細胞の構造的主成分ではない。
ポイント
筋細胞の原形質の主成分はタンパク質であり、収縮タンパク質(アクチン・ミオシン)が乾燥重量の大半を占めることが最重要である。
- 覚え方のコツ: 「筋肉=タンパク質」は日常的な食事の知識とも一致する。筋トレ後にプロテイン(タンパク質)を摂取するのは筋の主成分がタンパク質だからである。
- 関連知識: 栄養学では三大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)の各役割が問われる。タンパク質は体構成成分(構造タンパク質)として最も重要である。
- よくある間違い: 「エネルギー源=主成分」と混同するケース。グリコーゲン(炭水化物)は筋のエネルギー貯蔵物質だが、構造的主成分はあくまでタンパク質である。
- 教科書では「a.興奮収縮連関」の範囲に該当する。
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