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つむぐ指圧治療室 相模大野

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神経組織について誤っている記述はどれか

問題

神経組織について誤っている記述はどれか。

  1. ニューロンには樹状突起がある。
  2. 軸索内で物質輸送が行われる。
  3. 髄鞘は絶縁性が高い。
  4. 中枢神経内のグリア細胞の数はニューロンより少ない。

解答: 4(中枢神経内のグリア細胞の数はニューロンより少ない。)

解説

  1. 誤り。ニューロンは細胞体から複数の樹状突起を伸ばし、他のニューロンやシナプスからの情報を受容する。
  1. 誤り。軸索内では順行性輸送(細胞体→終末方向、伝達物質の小胞など)と逆行性輸送(終末→細胞体方向、神経成長因子など)の軸索輸送が行われている。
  1. 誤り。髄鞘(ミエリン鞘)はリン脂質に富む膜構造で高い絶縁性を持ち、跳躍伝導を可能にしている。
  1. 正しい。中枢神経内のグリア細胞(神経膠細胞)の数はニューロンより多く、約10倍とされる。グリア細胞にはアストロサイト(血液脳関門の形成、栄養供給)、オリゴデンドロサイト(中枢の髄鞘形成)、ミクログリア(免疫・貪食機能)などがあり、ニューロンの支持・保護・栄養供給などを担っている。

ポイント

グリア細胞はニューロンより数が多く(約10倍)、神経系の支持・保護に不可欠な細胞群である。

  • 覚え方のコツ: 「グリア=グルー(糊)」で、ニューロンを接着・支持する細胞。数が「多い」ことを「10倍のグリア」と覚える。
  • 関連知識: 末梢神経の髄鞘はシュワン細胞が形成し、中枢神経の髄鞘はオリゴデンドロサイトが形成する。多発性硬化症は中枢の脱髄疾患、ギラン・バレー症候群は末梢の脱髄疾患である。
  • よくある間違い: グリア細胞の数をニューロンより少ないと誤解すること。ニューロンが「主役」のイメージがあるが、数的にはグリア細胞が圧倒的に多い。
  • 教科書では「b.支持細胞」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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