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つむぐ指圧治療室 相模大野

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神経について正しい記述はどれか

問題

神経について正しい記述はどれか。

  1. 脳神経は中枢神経である。
  2. 感覚神経は求心性神経である。
  3. 自律神経系には遠心性神経はない。
  4. 脊髄神経は自律神経を含まない。

解答: 2(感覚神経は求心性神経である。)

解説

  1. 誤り。脳神経は末梢神経系に分類される。中枢神経系は脳と脊髄のことであり、脳神経12対は脳幹から出て末梢に分布する末梢神経である。
  1. 正しい。感覚神経は末梢の受容器で受けた情報を中枢神経系(脳・脊髄)に伝える求心性神経である。感覚神経の細胞体は脊髄後根神経節(DRG)や脳神経節に存在する。対して運動神経は中枢から末梢へ情報を伝える遠心性神経であり、自律神経も遠心性の要素を含む。
  1. 誤り。自律神経系は遠心性の神経を含む。交感神経・副交感神経の節前線維と節後線維はいずれも遠心性神経であり、中枢から効果器(平滑筋・心筋・腺)へ指令を伝える。
  1. 誤り。脊髄神経は体性神経と自律神経の両方を含む混合神経である。脊髄神経31対はそれぞれ前根(運動性)と後根(感覚性)が合流して形成される。

ポイント

感覚神経は「末梢→中枢」の求心性神経、運動神経は「中枢→末梢」の遠心性神経であり、方向で分類される。

  • 覚え方のコツ: 「求心=中枢に”求めて”向かう=感覚」「遠心=中枢から”遠ざかる”=運動」と方向でイメージする。
  • 関連知識: 脳神経は12対(I嗅覚〜XII舌下)、脊髄神経は31対(頸8・胸12・腰5・仙5・尾1)である。問692(脳神経)も参照のこと。
  • よくある間違い: 「脳神経は”脳”が名前に入っているから中枢神経」と混同しやすい。脳神経は脳幹から出る末梢神経であり、中枢神経系(脳・脊髄そのもの)とは区別される。
  • 教科書では「b.中枢神経系の機能」の範囲に該当する。
分類 方向 具体例
求心性神経(感覚神経) 末梢→中枢 脊髄後根、感覚性脳神経
遠心性神経(運動神経) 中枢→末梢 脊髄前根、運動性脳神経
自律神経(遠心性) 中枢→末梢 交感神経、副交感神経

表: 神経の方向による分類

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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