問題
皮膚感覚点で最も密度が高いのはどれか。
- 触圧点
- 温 点
- 冷 点
- 痛 点
解答: 4(痛 点)
解説
- 誤り。触圧点は皮膚1cm²あたり約25個であり、痛点に次いで多いが痛点ほどの密度ではない。
- 誤り。温点は皮膚1cm²あたり約0〜3個と4種の感覚点の中で最も密度が低い。
- 誤り。冷点は皮膚1cm²あたり約6〜23個であり、温点より多いが痛点・触圧点より少ない。
- 正しい。皮膚感覚点の中で痛点の密度が最も高い。皮膚1cm²あたり約100〜200個と圧倒的に多い。痛点密度が高いのは、痛覚が侵害刺激を確実に感知するための生体防御に不可欠な感覚であるためと考えられる。受容器は自由神経終末であり、全身で約200〜400万個に達する。
ポイント
感覚点の密度は「痛点>触圧点>冷点>温点」の順であり、痛点が最多で温点が最少である。
- 覚え方のコツ: 「痛点100(ひゃく)、触圧25(にじゅうご)、冷点6〜23、温点0〜3」と1cm²あたりの数を大まかに覚える。問845と同テーマで繰り返し出題される最頻出問題である。
- 関連知識: 温度感覚では冷点>温点であり、教科書の記載とも一致する。痛覚が順応しにくいのも密度が高いのも、共に生体警告系としての重要性を反映している。
- よくある間違い: 触圧点が最多と思いがちであるが、痛点が最多である。温点と冷点の順序(冷>温)も頻出の混同ポイントである。
- 教科書では「a.皮膚感覚(表在感覚)」の範囲に該当する。
『理由で解く 生理学』 Kindle版
本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、
知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。
Kindle Unlimitedでも使えます。
理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問






コメント