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つむぐ指圧治療室 相模大野

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皮膚感覚について誤っている記述はどれか

問題

皮膚感覚について誤っている記述はどれか。

  1. パチニ小体は振動の受容器である。
  2. 皮膚の温点は痛点より密度が高い。
  3. マイスナー小体は触覚の受容器である。
  4. 侵害刺激の受容器は自由神経終末である。

解答: 2(皮膚の温点は痛点より密度が高い。)

解説

  1. 正しい。パチニ小体(層板小体)は玉ねぎ状の層板構造を持つ機械受容器であり、振動刺激や深部圧覚を感受する。急速に順応するため、振動のような反復刺激の検出に適している。
  1. 誤り。感覚点の密度は痛点が最も高く(約200〜400万個)、温点が最も低い(約3万個)。痛点は温点の60倍以上の密度を持つ。痛覚は生体防御上最も重要な感覚であるため受容器密度が極めて高い。感覚点の密度順は痛点>触圧点>冷点>温点である。
  1. 正しい。マイスナー小体(触覚小体)は皮膚の真皮乳頭に存在する触覚受容器であり、軽い触刺激に反応する。指先などに多い。
  1. 正しい。侵害刺激(痛み)の受容器は自由神経終末(侵害受容器)であり、特殊な被包構造を持たない。化学的・機械的・温熱的な侵害刺激に反応する。

ポイント

感覚点の密度順は「痛点>触圧点>冷点>温点」であり、温点は最も少ない。

  • 覚え方のコツ: 「痛(ツウ)が一番、温(オン)が最下位」→痛点が最多、温点が最少と覚える。冷点>温点も「冷たい方が多い」で覚える。
  • 関連知識: 温度感覚において冷点は温点より多い(冷点約25万>温点約3万)。これは教科書の「冷点>温点」の記述と一致する。
  • よくある間違い: 温点と痛点の密度の大小関係を逆にする誤りが多い。「痛みは最も大事→最も多い」と機能的意義から理解する。
  • 教科書では「a.皮膚感覚(表在感覚)」の範囲に該当する。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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