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つむぐ指圧治療室 相模大野

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異常呼吸で、深い呼吸が規則正しく続くのはどれか

問題

異常呼吸で、深い呼吸が規則正しく続くのはどれか。

  1. 起坐呼吸
  2. ビオ―呼吸
  3. クスマウル呼吸
  4. チェーン・ストーク呼吸

解答: 3(クスマウル呼吸)

解説

  1. 誤り。起坐呼吸は呼吸パターンの異常ではなく体位の問題である。→ 心不全などで仰臥位になると呼吸困難が増悪するため座位をとる状態を指す。
  2. 誤り。ビオー呼吸は深いあえぎ呼吸が突然中断されたり元に戻ったりする不規則な呼吸型である。→ 脳外傷・脳炎・脳腫瘍などで脳圧が亢進した際に生じ、呼吸中枢のCO₂に対する反応性がほぼ失われた結果と考えられる。
  3. 正しい。クスマウル呼吸は深い呼吸が規則正しく続く過呼吸である。→ 糖尿病などで代謝性アシドーシスとなり血中pHが低下することで、CO₂を多量に排出して血液pHを補正しようとする代償反応として生じる。
  4. 誤り。チェーン・ストークス呼吸は無呼吸と深い呼吸が漸増・漸減を繰り返す周期的な呼吸型である。→ 脳疾患・尿毒症・各種中毒や病気の末期に見られる。

ポイント

  • クスマウル呼吸の特徴は「深い+規則正しい+持続的」であり、代謝性アシドーシスの代償反応として出現する。
  • 覚え方のコツ: 「クスマウル=規則正しく深い」「チェーンストークス=周期的に波打つ」「ビオー=不規則に途切れる」と対比で整理する。
  • 関連知識: クスマウル呼吸は糖尿病性ケトアシドーシスの重要な身体所見であり、酸塩基平衡の章とも関連する。
  • よくある間違い: チェーン・ストークス呼吸も深い呼吸を含むが、「漸増漸減+無呼吸期」がある点でクスマウル呼吸と区別される。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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