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つむぐ指圧治療室 相模大野

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特異動的作用による産熱が起こるのはいつか

問題

特異動的作用による産熱が起こるのはいつか。

  1. 睡眠時
  2. 早朝空腹時
  3. 運動時
  4. 食物摂取時

解答: 4(食物摂取時)

解説

  1. 誤り。睡眠時は代謝が低下しており、特異動的作用は生じない。
  1. 誤り。早朝空腹時は基礎代謝測定の条件であり、食事に伴う熱産生は起こらない。
  1. 誤り。運動時の産熱は筋収縮によるものであり、特異動的作用とは機序が異なる。
  1. 正しい。特異動的作用(SDA: Specific Dynamic Action)は食事誘発性産熱反応とも呼ばれ、食物摂取後に代謝が亢進して体熱の発生が増加する現象である。栄養素の消化・吸収・代謝の過程で熱が産生される。タンパク質摂取時が最も大きく、摂取エネルギーの約30%が熱として放散される。糖質では約6%、脂質では約4%である。食後数時間にわたって持続する。

ポイント

  • 特異動的作用は食事の後に体熱発生が増加する現象であり、食物摂取時に起こる。
  • 覚え方のコツ: 「食後に体がポカポカ」=特異動的作用。タンパク質が最も産熱が大きい(約30%)。
  • 関連知識: 基礎代謝の測定条件は「早朝空腹時・安静覚醒状態」であり、特異動的作用の影響を排除するために空腹時に測定する。
  • よくある間違い: 運動時の産熱と混同しやすいが、特異動的作用は食事に伴う代謝亢進であり、筋収縮による産熱とは別の現象である。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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