MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

抗体について誤っているのはどれか

問題

抗体について誤っているのはどれか。

  1. T細胞が産生する。
  2. γ-グロブリンに属する。
  3. 抗原特異性が高い。
  4. 再感染で産生量が増加する。

解答: 1(T細胞が産生する。)

解説

  1. 誤り。抗体を産生するのはB細胞(形質細胞に分化後)であり、T細胞ではない。T細胞は細胞性免疫を担当し、ヘルパーT細胞はサイトカインを分泌してB細胞の抗体産生を補助し、キラーT細胞はウイルス感染細胞や腫瘍細胞を直接攻撃する。T細胞自身が抗体を産生することはない。
  1. 正しい。抗体は血漿蛋白のγ-グロブリン分画に属する免疫グロブリンであり、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5クラスが存在する。
  1. 正しい。抗体は特定の抗原のエピトープ(抗原決定基)を認識する高い抗原特異性を持ち、他の抗原には反応しない。
  1. 正しい。再感染時には記憶B細胞が迅速に活性化され、一次免疫応答より速く大量の抗体(主にIgG)が産生される(二次免疫応答)。

ポイント

抗体を産生するのはB細胞(形質細胞)であり、T細胞は産生しないという区別が最も頻出する知識である。

  • 覚え方のコツ: 「T細胞のTは”たたかう”(細胞性免疫で直接攻撃)」「B細胞のBは”ぼうぎょ”(抗体で体液中の防御)」と役割を分けて覚える。
  • 関連知識: 二次免疫応答では一次応答(IgM主体、遅い)に比べ、クラススイッチによりIgGが主体となり、応答速度・抗体産生量ともに大幅に増加する。これがワクチンの原理である。
  • よくある間違い: ヘルパーT細胞がB細胞の抗体産生を「補助」するため、「T細胞も抗体を産生する」と混同しやすい。T細胞はあくまでサイトカインによる補助であり、抗体そのものは産生しない。
  • 教科書では「c.白血球の働き」の範囲に該当する。
免疫応答 速度 主なIgクラス 産生量
一次免疫応答 遅い(数日〜2週間) IgM主体 少ない
二次免疫応答 速い(1〜3日) IgG主体 大量

表: 一次免疫応答と二次免疫応答の比較

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次