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つむぐ指圧治療室 相模大野

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心臓の刺激伝導系で房室結節の次に興奮が伝わるのはどれか

問題

心臓の刺激伝導系で房室結節の次に興奮が伝わるのはどれか。

  1. ヒス束
  2. 洞房結節
  3. 右脚・左脚
  4. プルキンエ線維

解答: 1(ヒス束)

解説

  1. 正しい。刺激伝導系の興奮伝導順序は、洞房結節→心房筋→房室結節→ヒス束→右脚・左脚→プルキンエ線維→心室筋である。→房室結節に伝えられた興奮は心室中隔を走るヒス束に伝播し、さらに左脚・右脚を経てプルキンエ線維から心室筋全体に広がる。
  2. 誤り。洞房結節はペースメーカーとして最初に興奮を発生させる部位である。→房室結節の「前」に位置し、「次」ではない。
  3. 誤り。右脚・左脚はヒス束の次に興奮が伝わる部位である。→房室結節→ヒス束→右脚・左脚の順であり、1つ飛ばしている。
  4. 誤り。プルキンエ線維は右脚・左脚の次に興奮が伝わる最終段階である。→心室筋全体に興奮を伝播させる役割を持つ。
部位 役割 自動能(拍/分)
洞房結節 ペースメーカー(正常調律) 60〜100
房室結節 興奮伝導の遅延(房室間調整) 40〜60
ヒス束 心房→心室への伝導路 30〜40
右脚・左脚 心室への分岐伝導
プルキンエ線維 心室筋全体への興奮伝播 15〜30

表: 刺激伝導系の構成と自動能

ポイント

  • 刺激伝導系は洞房結節→房室結節→ヒス束→右脚・左脚→プルキンエ線維の順に興奮を伝える。
  • 覚え方のコツ: 「洞→房→ヒ→脚→プ」(ドウ・ボウ・ヒ・キャク・プ)と頭文字で順番を暗記する。心房と心室は結合組織で隔てられ、刺激伝導系のみが興奮の橋渡しをする。
  • 関連知識: 刺激伝導系が心房-心室間で障害を受けると房室ブロックが生じ、心房と心室がそれぞれ独立したリズムで収縮する。
  • よくある間違い: ヒス束と右脚・左脚の順序を混同しやすい。ヒス束が心室中隔を走る「幹」であり、右脚・左脚はそこから分岐する「枝」と考えると理解しやすい。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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