問題
心周期の中で房室弁が開放しているのはどれか。
- 等容性弛緩期
- 充満期
- 等容性収縮期
- 駆出期
解答: 2(充満期)
解説
- 誤り。等容性弛緩期は動脈弁と房室弁の両方が閉鎖した状態で心室が弛緩し、心室内圧が下降する時期である。
- 正しい。充満期では心室内圧が心房内圧より低下するため房室弁が開放し、血液が心房から心室に流入する。心室内圧が心房内圧より低下すると房室弁が開き、血液が心室に流入する。この時期には動脈弁は閉じており、血液は心室に充満する。充満期は心周期の中で唯一、房室弁が開放している時期である。
- 誤り。等容性収縮期はすべての弁(房室弁と動脈弁)が閉じた状態で心室が収縮し、心室内圧が上昇する時期である。
- 誤り。駆出期は動脈弁が開放して血液が心室から動脈に駆出される時期であり、房室弁は閉鎖している。
ポイント
- 充満期のみ房室弁が開放し、血液が心房から心室へ流入する。
- 覚え方のコツ: 「等容性=全弁閉鎖」「充満=房室弁開」「駆出=動脈弁開」の3パターンで整理する。
- 関連知識: 心周期は「(1)等容性収縮期→(2)駆出期→(3)等容性弛緩期→(4)充満期」の順。。心周期は約0.8秒(心拍数75回/分の場合)である。
- よくある間違い: 等容性弛緩期を「弛緩しているから弁が開く」と誤解しやすいが、房室弁が開くのは心室内圧がさらに低下した充満期である。
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