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つむぐ指圧治療室 相模大野

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小腸上皮から吸収後、中心乳び管に入るのはどれか

問題

小腸上皮から吸収後、中心乳び管に入るのはどれか。

  1. グルコース
  2. アミノ酸
  3. 中性脂肪
  4. ビタミン B1

解答: 3(中性脂肪)

解説

  1. 誤り。グルコースは水溶性の単糖であり、小腸の毛細血管から吸収されて門脈を経て肝臓に運ばれる。→リンパ管(中心乳び管)には入らない。
  2. 誤り。アミノ酸は水溶性であり、毛細血管から吸収されて門脈を経て肝臓に運ばれる。→グルコースと同じ血管経由の輸送路をたどる。
  3. 正しい。中性脂肪(トリグリセリド)は小腸上皮細胞内で再合成された後、カイロミクロン(リポタンパク質)として中心乳び管(リンパ管)に入る。→脂質は水に不溶であるためリンパ管を経由し、胸管を通って左鎖骨下静脈で血液循環に合流する。→毛細血管壁を通過できない大きさのため、リンパ管経由となる。
  4. 誤り。ビタミンB1は水溶性ビタミンであり、毛細血管から吸収されて門脈を経て肝臓に運ばれる。→水溶性の栄養素は血管経由で輸送される。

ポイント

  • 脂質(中性脂肪)はカイロミクロンとして中心乳び管(リンパ管)に入り、水溶性栄養素(グルコース・アミノ酸・水溶性ビタミン)は毛細血管から門脈経由で肝臓に運ばれる。
  • 覚え方のコツ: 「脂肪=脂溶性=リンパ管、それ以外の水溶性=毛細血管→門脈」と輸送路を二択で整理する。脂肪だけが特別ルート(リンパ管)を通る。
  • 関連知識: リンパ管は毛細血管で吸収されなかった間質液も回収し、太い静脈に合流させる。毛細リンパ管と中心乳び管は同じリンパ系の一部である。
  • よくある間違い: 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)も脂質と同様にリンパ管経由で吸収されることを見落とす。一方、水溶性ビタミン(B群・C)は門脈経由である。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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