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つむぐ指圧治療室 相模大野

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安静時の肺気量で最も少ないのはどれか

問題

安静時の肺気量で最も少ないのはどれか。

  1. 1 回換気量
  2. 残気量
  3. 死腔量
  4. 肺胞換気量

解答: 3(死腔量)

解説

  1. 誤り。1回換気量は安静呼吸時に1回の吸息・呼息で出入りする空気量で約500mLである。→ 死腔量(約150mL)より多い。
  2. 誤り。残気量は最大呼気後に肺内に残る空気量で約1〜1.5Lである。→ 選択肢中最も大きい値であり、死腔量よりはるかに多い。
  3. 正しい。死腔量は約150mLで、選択肢中最も少ない。→ 死腔とはガス交換に関与しない気道部分(鼻腔から終末細気管支まで)の容積である。→ 健康な肺では生理的死腔は解剖学的死腔にほぼ等しい。
  4. 誤り。肺胞換気量は1回換気量から死腔量を引いた値で約350mL(500 − 150)である。→ 死腔量(約150mL)より多い。

ポイント

  • 数値の大小関係: 死腔量(約150mL)< 肺胞換気量(約350mL)< 1回換気量(約500mL)< 残気量(約1,000〜1,500mL)。
  • 覚え方のコツ: 「死腔150・TV 500・残気1,500」の3つの代表値を覚えれば、肺胞換気量(TV − 死腔 = 350)も自動的に求まり、大小比較ができる。
  • 関連知識: 肺疾患(肺循環障害など)では血液が灌流していない肺胞が増えるため、生理的死腔が解剖学的死腔より大きくなり、ガス交換の効率が低下する。
  • よくある間違い: 肺胞換気量と死腔量を混同すること。肺胞換気量(約350mL)は「1回換気量から死腔量を引いた有効換気量」であり、死腔量より大きい。
肺気量分画 略語 正常値(mL)
1回換気量 TV 約500
予備吸気量 IRV 約2,500
予備呼気量 ERV 約1,000
残気量 RV 約1,500
肺活量 VC 約4,000
全肺気量 TLC 約5,500

表: 肺気量分画と正常値

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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