問題
姿勢反射の調節中枢がある部位はどれか。
- 視床
- 中脳
- 橋
- 延髄
解答: 2(中脳)
解説
- 誤り。視床は感覚情報の中継核として機能する部位であり、姿勢反射の調節中枢ではない。→視床は大脳皮質への感覚入力の中継点である。
- 正しい。姿勢反射の調節中枢は中脳に存在する。→中脳には立ち直り反射の中枢があり、体の位置や姿勢を正常に復元させる反射を統合している。→赤核は屈筋優位の姿勢調節に、上丘は視覚性の姿勢反射に関与する。
- 誤り。橋には延髄の呼吸中枢を調節する呼吸性ニューロンが存在するが、姿勢反射の主要な調節中枢ではない。→橋は排尿反射の調節にも関わる。
- 誤り。延髄には呼吸中枢や循環中枢など生命維持に重要な中枢があるが、姿勢反射の調節中枢は中脳に位置する。
ポイント
- 姿勢反射の調節中枢は中脳にあり、立ち直り反射などを統合する。
- 覚え方のコツ: 脳幹の各部位の代表的機能を「中脳=姿勢反射、橋=呼吸調節の補助・排尿中枢、延髄=呼吸中枢・循環中枢」と整理しておく。
- 関連知識: 呼吸中枢は延髄にあり、橋はそのリズムを微調整する。本問は呼吸の章に含まれるが、脳幹の機能全般の理解が求められる。
- よくある間違い: 延髄と中脳の機能を混同しやすい。延髄は生命維持の中枢(呼吸・循環)、中脳は姿勢反射の中枢と区別する。
『理由で解く 生理学』 Kindle版
本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、
知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。
Kindle Unlimitedでも使えます。
理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問






コメント