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つむぐ指圧治療室 相模大野

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大脳皮質の機能局在について誤っている組合せはどれか

問題

大脳皮質の機能局在について誤っている組合せはどれか。

  1. 味覚野 – 体性感覚野上部
  2. 運動野 – 前頭葉中心前回
  3. 聴覚野 – 側頭葉上部
  4. 視覚野 – 後頭葉

解答: 1(味覚野 – 体性感覚野上部)

解説

  1. 誤り。味覚野は体性感覚野の「上部」ではなく「下部」(中心後回下部〜島皮質付近)に位置する。体性感覚野上部は下肢の感覚領域に対応する。ペンフィールドのホムンクルスでは、中心後回の上部が下肢、下部が顔面・舌・口腔に対応しており、味覚野は下部の口腔領域の近傍(島皮質を含む)に位置する。
  1. 正しい。運動野(一次運動野)は前頭葉の中心前回に位置する。大脳皮質の機能局在の中で最も基本的な対応関係である。
  1. 正しい。聴覚野(一次聴覚野)は側頭葉上部の横側頭回(ヘシュル回)に位置する。
  1. 正しい。視覚野(一次視覚野)は後頭葉の鳥距溝(calcarine sulcus)周囲に位置する。

ポイント

大脳皮質の機能局在は「前頭葉=運動野・ブローカ野」「頭頂葉=体性感覚野」「側頭葉=聴覚野・ウェルニッケ野」「後頭葉=視覚野」が基本である。

  • 覚え方のコツ: 「前(前頭葉)=運動」「後(後頭葉)=視覚」「横(側頭葉)=聴覚」「上(頭頂葉)=感覚」と位置関係で整理する。味覚野は「口(下部)」のイメージで覚える。
  • 関連知識: 問658(大脳の組合せ)、問667(大脳辺縁系)とも関連する。ブローカ野(前頭葉、運動性言語中枢)とウェルニッケ野(側頭葉、感覚性言語中枢)も機能局在の重要項目である。
  • よくある間違い: 体性感覚野のホムンクルスで「上部=下肢」「下部=顔面」と、体の上下と脳の上下が逆転している点を混同しやすい。
  • 教科書では「c.新皮質」の範囲に該当する。
大脳皮質領域 所在 機能
一次運動野 前頭葉(中心前回) 随意運動
一次体性感覚野 頭頂葉(中心後回) 体性感覚
一次視覚野 後頭葉(鳥距溝周囲) 視覚
一次聴覚野 側頭葉上部(横側頭回) 聴覚
ブローカ野 前頭葉(下前頭回) 運動性言語
ウェルニッケ野 側頭葉(上側頭回後部) 感覚性言語

表: 大脳皮質の主な機能局在

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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