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つむぐ指圧治療室 相模大野

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大脳について正しい組合せはどれか

問題

大脳について正しい組合せはどれか。

  1. 大脳基底核 ― 自律機能
  2. 連合野 ― 統合機能
  3. 大脳辺縁系 ― 言語機能
  4. 中心後回 ― 運動機能

解答: 2(連合野 ― 統合機能)

解説

  1. 誤り。大脳基底核は錐体外路系に属し、随意運動の調節・筋緊張の制御に関与する。自律機能の最高中枢は視床下部である。大脳基底核の障害ではパーキンソン病(黒質ドーパミン神経の変性)やハンチントン舞踏病が生じる。
  1. 正しい。連合野は大脳皮質の感覚野と運動野以外の広大な領域であり、高次の統合機能を担う。前頭連合野は思考・判断・計画・人格、頭頂連合野は空間認知・感覚統合、側頭連合野は記憶・言語理解に関与する。連合野はヒトで特に発達しており、大脳皮質の約75%を占める。
  1. 誤り。大脳辺縁系は情動・本能行動・記憶(海馬)に関与する。言語機能はブローカ野(前頭葉、運動性言語中枢)とウェルニッケ野(側頭葉、感覚性言語中枢)が担う。
  1. 誤り。中心後回は一次体性感覚野であり、体性感覚(触覚・痛覚・温度覚・深部感覚)を受容する。運動機能は中心前回の一次運動野が担う。

ポイント

連合野は大脳皮質の約75%を占める高次統合領域であり、思考・判断・記憶・言語理解などの知的活動の基盤である。

  • 覚え方のコツ: 「中心前回=運動、中心後回=感覚」と「前=運動、後=感覚」の対応で覚える。連合野は「感覚でも運動でもない=統合」と理解する。
  • 関連知識: 問663(大脳皮質の機能局在)と問667(大脳辺縁系)も参照のこと。大脳基底核の障害は錐体外路症状(不随意運動・筋固縮)として臨床で重要である。
  • よくある間違い: 中心前回と中心後回の機能を取り違えやすい。「前(前頭葉側)=運動」「後(頭頂葉側)=感覚」と位置関係で覚える。
  • 教科書では「c.新皮質」の範囲に該当する。
大脳の構造 主な機能
連合野 高次統合機能(思考・判断・計画)
大脳基底核 随意運動の調節(錐体外路系)
大脳辺縁系 情動・本能行動・記憶(海馬)
中心前回 一次運動野(随意運動)
中心後回 一次体性感覚野(体性感覚)

表: 大脳の主要構造と機能

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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