MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

受容器と神経線維との組合せで誤っているのはどれか

問題

受容器と神経線維との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 圧覚受容器 ― Aβ線維
  2. 腱紡錘 ― Aγ線維
  3. 冷覚受容器 ― Aδ線維
  4. 痛覚受容器 ― C線維

解答: 2(腱紡錘 ― Aγ線維)

解説

  1. 正しい。圧覚受容器(パチニ小体やメルケル盤など)からの求心性線維はAβ線維(II群線維)に分類され、触圧覚を伝導する。
  1. 誤り。腱紡錘(ゴルジ腱器官)からの求心性線維はIb群線維であり、太さとしてはAα線維に分類される。Aγ線維は求心性線維ではなく、γ運動ニューロンの遠心性線維(錘内筋への運動神経)である。腱紡錘は筋の張力を感受し、Ib群線維を介して脊髄に情報を伝え、過度の筋張力に対する自原抑制を引き起こす。
  1. 正しい。冷覚受容器からの求心性線維はAδ線維(III群線維)に分類され、冷覚および一次痛(鋭い痛み)を伝導する。
  1. 正しい。痛覚受容器(自由神経終末)からの求心性線維にはC線維(IV群線維)が含まれ、二次痛(鈍い持続性の痛み)や温覚を伝導する。

ポイント

Aγ線維は遠心性(運動)線維であり、受容器からの求心路ではない点が出題のポイントである。

  • 覚え方のコツ: 「Aγ=γ運動ニューロン=遠心路(行きの道)」であり、受容器からの求心路とは結びつかないと覚える。腱紡錘の求心路は「Ib(腱のb)」と覚える。
  • 関連知識: 神経線維の分類にはErlanger-Gasser分類(A・B・C)とLloyd-Hunt分類(I〜IV群)の2系統がある。Ia=筋紡錘一次終末、Ib=腱器官、II=筋紡錘二次終末・触圧覚、III=温痛覚・圧覚、IV=C線維(痛覚・温覚)。
  • よくある間違い: Aγ線維を求心性線維と誤認するケース。γは運動ニューロンの名前に使われており、遠心性であることを意識する。
  • 教科書では「c.筋紡錘と腱受容器」の範囲に該当する。
受容器 求心性線維 Erlanger-Gasser分類 伝える情報
筋紡錘(一次終末) Ia群 筋の伸展速度・長さ
腱紡錘(ゴルジ腱器官) Ib群 筋の張力
筋紡錘(二次終末) II群 筋の長さ(静的)
圧覚・冷覚受容器 III群 圧覚・冷覚・一次痛
痛覚受容器 IV群 C 温覚・二次痛

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次