問題
収縮期の血圧が最も低いのはどれか。
- 内頸動脈
- 肺動脈
- 肝動脈
- 腎動脈
解答: 2(肺動脈)
解説
- 誤り。内頸動脈は体循環系の動脈であり、大動脈に近い血圧(収縮期約120mmHg)を示す。→ 体循環の動脈はいずれも大動脈圧に近い高い血圧を維持している。
- 正しい。肺動脈は肺循環系の動脈であり、収縮期血圧は約25mmHgと体循環系の動脈(約120mmHg)に比べて著しく低い。→ 右心室から駆出される血液が流れる低圧系であり、薄い肺胞壁でのガス交換に適した低圧が維持されている。→ 肺循環系の動脈の血圧は低い。
- 誤り。肝動脈は腹部大動脈(腹腔動脈)から分岐する体循環系の動脈であり、大動脈に近い高い血圧を示す。→ 体循環の動脈に分類される。
- 誤り。腎動脈は腹部大動脈から直接分岐する体循環系の動脈であり、大動脈に近い高い血圧を示す。→ 体循環の動脈に分類される。
ポイント
- 肺循環は低圧系であり、肺動脈の収縮期血圧(約25mmHg)は体循環系の動脈(約120mmHg)の約1/5である
- 覚え方のコツ: 「肺は薄い」→ 肺胞壁が薄くガス交換に適した低圧が必要 → 肺動脈は低圧
- 関連知識: 右心室の壁は左心室より薄い(低圧の肺循環に血液を送るため)
- よくある間違い: 「動脈」という名前から体循環の動脈と同じ高い血圧をイメージしてしまう
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