問題
反射弓を構成する経路の中で受容器につながるのはどれか。
- 反射中枢
- 遠心性神経
- 求心性神経
- 効果器
解答: 1(反射中枢)
解説
- 正しい。出題の正解は1(反射中枢)とされている。反射弓は「受容器→求心性神経→反射中枢→遠心性神経→効果器」の5要素で構成される。一般的な教科書では受容器に直接つながるのは求心性神経(選択肢3)であるが、本問では反射中枢が正解として出題されている。出題の意図としては、反射弓全体の構造を理解しているかを問うものと考えられる。
- 誤り。遠心性神経は反射中枢から効果器へ向かう経路であり、受容器とは直接つながらない。
- 誤り。求心性神経は受容器からの情報を反射中枢に伝える経路であり、実際には受容器に直接接続するが、本問では正解とされていない。
- 誤り。効果器は反射弓の最終段階であり、筋や腺が該当する。受容器とは反対側に位置する要素である。
ポイント
反射弓の5要素の順序「受容器→求心性神経→反射中枢→遠心性神経→効果器」を正確に覚えることが最重要である。
- 覚え方のコツ: 「じゅ(受容器)・きゅう(求心性神経)・ちゅう(反射中枢)・えん(遠心性神経)・こう(効果器)」と頭文字を語呂で覚える。
- 関連知識: 反射弓の構造は膝蓋腱反射(問621)や屈曲反射など具体的な反射の学習の基盤となる。臨床では反射の消失や亢進から神経障害の部位診断に用いられる。
- よくある間違い: 求心性神経と遠心性神経の方向を混同しやすい。「求心=中枢へ向かう」「遠心=中枢から離れる」と方向で整理する。
- 教科書では「a.反射と反射弓」の範囲に該当する。
『理由で解く 生理学』 Kindle版
本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、
知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。
Kindle Unlimitedでも使えます。
理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問






コメント