問題
単位重量当たり最も多くのエネルギーを産生する栄養素はどれか。
- 糖質
- 無機質
- 蛋白質
- 脂質
解答: 4(脂質)
解説
- 誤り。糖質は1gあたり約4kcalのエネルギーを産生するが、脂質より少ない。
- 誤り。無機質(ミネラル)はエネルギー源にならない。
- 誤り。タンパク質は1gあたり約4kcalのエネルギーを産生するが、脂質より少ない。
- 正しい。脂質は1gあたり約9kcalのエネルギーを産生し、三大栄養素の中で単位重量あたりのエネルギー産生量が最大である。脂質は分子中の炭素と水素の割合が高く、酸化によって多くのエネルギーを放出する。糖質とタンパク質はそれぞれ1gあたり約4kcalであり、脂質の半分以下である。なお、脂質の呼吸商は約0.7と三大栄養素中で最も低い。
ポイント
- 脂質は1gあたり約9kcal、糖質・タンパク質はそれぞれ1gあたり約4kcalである。
- 覚え方のコツ: 「脂質は9、糖とタンパクは4」=「シキュウ(脂9)、トウタン・シ(糖タン4)」と数字をセットで覚える。
- 関連知識: 呼吸商(RQ = CO2排出量/O2消費量)は糖質1.0、タンパク質約0.8、脂質約0.7であり、エネルギー産生量とは逆の順になる。
- よくある間違い: 糖質が「主要なエネルギー源」であることと、「単位重量あたりのエネルギー産生量が最大」であることを混同しないこと。エネルギー摂取量の半分以上を糖質が占めるが、効率は脂質が最も高い。
| 栄養素 | エネルギー(kcal/g) | 呼吸商(RQ) |
|---|---|---|
| 糖質 | 約4 | 1.0 |
| 脂質 | 約9(最大) | 約0.7 |
| タンパク質 | 約4 | 約0.8 |
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