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つむぐ指圧治療室 相模大野

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加齢に伴い低下するのはどれか

問題

加齢に伴い低下するのはどれか。

  1. 血圧
  2. 肺活量
  3. 副甲状腺ホルモン分泌
  4. 血糖値

解答: 2(肺活量)

解説

  1. 誤り。血圧は加齢に伴い動脈硬化(血管壁の弾性低下)により上昇する傾向がある。低下ではない。
  1. 正しい。肺活量は加齢に伴い低下する。加齢により肺の弾性収縮力が低下し、呼吸筋(横隔膜・肋間筋)の筋力低下、胸郭の硬化(肋軟骨の石灰化)が起こるため、肺活量が減少する。一方、残気量は加齢とともに増加し、全肺気量に占める残気量の割合が大きくなる。
  1. 誤り。副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌は加齢に伴いむしろ増加する傾向がある。これはビタミンD活性化能の低下やCa吸収低下に対する代償反応と考えられる。
  1. 誤り。血糖値は加齢に伴いインスリン感受性の低下(インスリン抵抗性の増大)や膵β細胞機能低下により上昇傾向を示す。

ポイント

加齢に伴い低下するものは「肺活量・筋力・骨密度・基礎代謝・性ホルモン・神経伝導速度」、上昇するものは「血圧・血糖値・残気量・重心動揺」と整理する。

  • 覚え方のコツ: 「老化=萎縮と硬化→肺は縮む(肺活量↓)、血管は硬くなる(血圧↑)」と連想する。
  • 関連知識: 加齢に伴う呼吸機能変化として、肺活量低下・残気量増加・1秒率低下・肺コンプライアンス変化が重要。内分泌では成長ホルモン・テストステロン・エストロゲンの低下が顕著。
  • よくある間違い: 血圧と肺活量の加齢変化を逆にしやすい。「血圧は上がり、肺活量は下がる」が正しい。
  • 教科書では「e.副甲状腺のホルモン」の範囲に該当する。
指標 加齢による変化 理由
肺活量 低下↓ 呼吸筋力低下、胸郭硬化
残気量 増加↑ 肺弾性収縮力低下
血圧 上昇↑ 動脈硬化
血糖値 上昇↑ インスリン抵抗性増大
PTH分泌 増加↑ VitD活性化低下への代償
骨密度 低下↓ 骨吸収>骨形成

表: 加齢に伴う主な生理指標の変化

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本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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