MENU
つむぐ指圧治療室 相模大野

[dfads params=’groups=1096&limit=1&orderby=random’]

公式SNS


Twitter 【解剖学】合格応援マン

1日10回の頻度で解剖学の問題やポイントをつぶやきます。隙間時間の学習にお役立ていただければ幸いです。


Instagram 【解剖学】合格応援マン

Instagramでは主に医療系勉強アカをフォロー・応援させていただいています。また画像を用いた新作の資料を公開します。


Facebook 【解剖学国家試験対策】Anatomy Tokyo

Facebookでは、より細かなフォローアップや、資料の配付をしていきます。いいね!していただけると最新記事を購読できます。

健康成人の尿細管に分泌される物質はどれか

問題

健康成人の尿細管に分泌される物質はどれか。

  1. ブドウ糖
  2. タンパク質
  3. 赤血球
  4. アンモニア

解答: 4(アンモニア)

解説

  1. 誤り。ブドウ糖は糸球体で濾過された後、近位尿細管でNa+-グルコース共輸送体により再吸収される物質であり、尿細管から分泌はされない。
  1. 誤り。タンパク質は分子量が大きいため糸球体の濾過膜を通過できず、尿細管からの分泌も行われない。
  1. 誤り。赤血球は血球成分であり、正常では糸球体を通過せず、尿細管から分泌されることもない。
  1. 正しい。アンモニア(NH3)は尿細管(主に近位尿細管と集合管)の上皮細胞内でグルタミンの脱アミノ反応により生成され、尿細管腔に分泌される。分泌されたアンモニアは尿中のH+と結合してアンモニウムイオン(NH4+)となり、酸の排泄を担う。これにより体液のpH調節(酸塩基平衡の維持)に重要な役割を果たす。このほかH+、尿酸、クレアチニン、パラアミノ馬尿酸(PAH)なども尿細管から分泌される物質である。

ポイント

  • 尿細管から分泌される代表的物質はアンモニア、H+、K+、尿酸、PAHなどであり、再吸収される物質(ブドウ糖、アミノ酸、Na+など)と区別して覚える。
  • 覚え方のコツ: 「分泌=アン(NH3)・水素(H+)・パ(PAH)」と頭文字で覚える。再吸収と分泌は逆方向(分泌は血液→管腔)であることを意識する。
  • 関連知識: アンモニアによる酸排泄は第7章D節の酸塩基平衡と密接に関連する。腎不全ではNH3産生が低下し代謝性アシドーシスの一因となる。
  • よくある間違い: 「アンモニアは有害物質だから尿中に濾過されて出る」と考えがちだが、実際にはアンモニアは尿細管上皮細胞で新たに産生・分泌される。
  • 教科書では「c.尿細管の再吸収」の範囲に該当する。
尿細管の機能 物質の例 方向
再吸収 ブドウ糖、アミノ酸、Na+、水、HCO3- 管腔→血液
分泌 NH3、H+、K+、尿酸、PAH 血液→管腔

表: 尿細管における再吸収と分泌の比較

『理由で解く 生理学』 Kindle版

本書は、生理学の各テーマを「機序・因果」の観点から再構成し、

知識の断片化を防ぎながら、臨床・学習現場で再利用しやすい理解を目指しています。初学者の学習補助だけでなく、授業設計・復習教材としても活用いただければ幸いです。

Kindle Unlimitedでも使えます。

理由で解く 生理学: 国家試験問題 941問 完全攻略 理由で解く国試過去問

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6NZ797

解剖学 国試対策メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次