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つむぐ指圧治療室 相模大野

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健康成人の体温で正しいのはどれか

問題

健康成人の体温で正しいのはどれか。

  1. 夜間に高く日中は低い。
  2. 直腸温は腋窩温より低い。
  3. 体温調節中枢は視床下部にある。
  4. 皮膚温は身体のどの部位でも一定である。

解答: 3(体温調節中枢は視床下部にある。)

解説

  1. 誤り。体温の日内変動(概日リズム)では日中(午後)に最も高く、早朝に最も低い。変動幅は約0.5〜0.7℃である。
  1. 誤り。深部体温の順序は「直腸温>口腔温>腋窩温」であり、直腸温は腋窩温より高い。
  1. 正しい。体温調節中枢は視床下部(前視床下部・視索前野が中心)に存在する。温度受容器(皮膚の外気温変化感知+視床下部の血液温感知)からの情報を統合し、セットポイントに基づいてフィードバック制御を行う。自律神経系・内分泌系・体性神経系を介して産熱と放熱のバランスを調節し、体温を一定に維持している。
  1. 誤り。皮膚温(外殻温度)は部位により異なり、体幹部で高く四肢末端ほど低い。外気温の影響も受けやすい。

ポイント

  • 体温調節中枢は視床下部にあり、自律神経系・内分泌系・体性神経系を介して体温を調節する。
  • 覚え方のコツ: 深部体温の高い順は「直(直腸)>口(口腔)>腋(腋窩)」=「ちょっと降りてわき道」と覚える。
  • 関連知識: 視床下部には体温調節以外にも摂食・飲水・自律神経の最高中枢が存在する(問題368参照)。
  • よくある間違い: 「夜間に高い」と「日中に高い」を逆にしてしまう。概日リズムは午後が最高・早朝が最低である。
体温の測定部位による比較
測定部位 正常範囲 特徴
腋窩温 36.0〜36.7℃ 最も簡便だが外気温の影響を受けやすい
口腔温 36.5〜37.0℃ 腋窩温より約0.5℃高い
直腸温 37.0〜37.5℃ 深部体温に最も近い

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この記事を書いた人

黒澤一弘(株式会社SBCHAプラクシス代表・つむぐ指圧治療室・東京都立大学 解剖学実習非常勤講師)
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師などの国家試験に向けた解剖学の知識向上を応援します。初学者にも分かり易く、記憶に残りやすい講座を心がけています。

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